「EVタクシーシェアのりば」の正式運用を開始
日産は、7月20日、「かながわEVタクシープロジェクト」と「ヨコハマ モビリティ "プロジェクトZERO"(YMPZ)」のジョイント活動として実証実験を実施していた「EVタクシーシェアのりば」の正式運用を、7月23日より開始する。
これは、環境や人にやさしいEV(電気自動車)タクシーの普及を目的に、4月18日~7月20日まで実施されていた「EVタクシーシェアのりば」の実証実験が、今回、運行データ及び利用者からのアンケートから有効性が確認され、正式運用されるというもの。
かながわEVタクシープロジェクト
多くの県民の方々に、手軽にEVタクシーを利用してもらい、EVの普及につなげることを大きなねらいとしており、100台のEVタクシーの導入を目指している。
また、CO2の削減など環境面での貢献とともに、福祉面でも「障害者割引の拡大」 (社会実験として通常の1割引を2割引に拡大、平成25年3月末まで)など、 社会への貢献も目指す。
(神奈川県、社団法人神奈川県タクシー協会、神奈川県個人タクシー協会、日産自動車株式会社主催)
ヨコハマ モビリティ "プロジェクトZERO"(YMPZ)
YMPZとは、横浜市と日産がリードして進めているプロジェクトであり、低炭素都市を目指した次世代交通の実現に向けて、電気自動車やエコ運転の普及をはじめとした総合的な自動車交通施策に関する5年間(平成21~25年度)のプロジェクト。
(横浜市、日産自動車株式会社主催)
EVタクシーシェアのりば
実施場所:社会福祉法人 恩賜財団 済生会横浜市東部病院 (横浜市 鶴見区)
実施内容:利用時間、運用方法は実証時と同様にEV専用待機所を2台分設け、既存のタクシーとEVタクシーを交互に配車(土・日・祝日を除く月曜~金曜 8:00~18:00)
【実証実験検討会メンバー】
神奈川県、 横浜市、 社団法人神奈川県タクシー協会(日野交通、東宝タクシー)、 済生会横浜市東部病院、 日産自動車株式会社
《オブザーバー》
国土交通省関東運輸局、一般財団法人神奈川タクシーセンター
この記事にコメントする