アウディ ニュルブルクリンク24時間耐久レース、アウディ初の総合優勝
ドイツの偉大なるレースで、1、2フィニッシュを獲得!ルマンとスパに続く歴史的偉業を達成
今年で40回目を数えるニュルブルクリンク24時間耐久レース。Audi R8 LMS ultraが初の総合優勝を果した。
アウディスポーツチームフェニックスからエントリーしたマークバーセン/クリストファーハーセ/フランクスティップラー/マルクスウィンケルホックのドイツ人4人組が優勝を獲得。
マメロウレーシングのクリスチャンアブト/ミハエルアマミューラー/アーミンハーネ/クリスチャンマメロウが2位を獲得して1、2フィニッシュを達成した。
ゼッケン2号車のAudi R8 LMS ultraは、クリストファー ミースが雨の中をトップで走行中に、他の競技車両に衝突されるという惨事に見舞われた。マルセル ファスラーやレネ ラストらの活躍にも関わらず優勝のチャンスを逸し、総合5位でゴール。
チームWRTのゼッケン4号車は、夜間に衝突事故に巻き込まれ、その時に起こったステアリングトラブルの影響から総合32位となった。リーダーモータースポーツのAudi R8 LMS ultraは、周回遅れのマシンと衝突し、ゼッケン9号車はリタイア。
アウディ レースエクスペリエンスからエントリーしたクリスチャン ボラース/ピエール エレ/ピーター ベン/マルコ ヴェルナーの4名は、17位でゴール。
アウディ レースエクスペリエンスからのもう1台のルカ カペラリ/フローリアン グルーバー/ワレン ルフ/アレクサンダー ユーン組はアクシデントに巻き込まれ、やむなくリタイアとなった。
今回のニュルブルクリンクにおける優勝は、フェニックスにとっては3回目、アウディにとっては初めての快挙となった。大方の予想の通り、チームフェニックスは同日開催のDTM第2戦ブランズハッチにおいても、アウディ勢トップとなる3位を獲得。
アウディスポーツのモータースポーツ部門のトップであるディエター ガス氏は、
「今回の長い闘いの果てに得られた優勝に大変満足している。過去3年の間、Audi R8 LMSはニュルブルクリンクで最強のGT3マシンだ。24時間のレース中、我々の手に余るような出来事は何も起きなかった。ドライバーはもちろんチーム全体が入念な準備を重ね、さらにミスのない働きをしてくれた。市販車から派生したレースカーを使い、アウディスポーツ カスタマーレーシングのサポートによって実現した今回の優勝は、Audi R8 LMS ultraが非常に優れたマシンであることを改めて証明できた」とコメントしている。
ニュルブルクリンク24時間レース上位結果
1.バーセン/ハーネ/スティプラー/ウィンケルホック(Audi R8 LMS ultra)155 Laps
2.アブト/アマミューラー/ハーネ/マメロウ(Audi R8 LMS ultra)+3m35.303s
3.フランケンホウト/シモンセン/ケファー/アーノルド(Mercedes Benz)+11m31.116s
4.レインダー/パルタラ/マーティン (BMW)-1 Lap
5.ファスラー/ミース/ラスト/スティプラー(Audi R8 LMS ultra)-4 Laps ・・・・
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