全国のゴールデンウィーク期間における高速道路の交通状況
NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、本州四国連絡高速道路株式会社は5月7日、ゴールデンウィーク期間<4月27日(金)~5月6日(日):10日間>における高速道路の交通状況を発表した。
それによると、全国の高速道路で10km以上の渋滞回数は昨年の481回に対し、今年は323回。30km以上の渋滞回数は昨年の92回に対して、今年は29回と、どちらも減少している。(10km以上の渋滞回数は、30km以上の渋滞回数を含む)
比較対象は昨年の4月27日(水)~5月6日(金):10日間
主な渋滞箇所は以下の通り。
5月3日(木)7時15分頃 / 関越道:下り線 花園IC付近 54.9km / 交通集中及び事故により
5月3日(木)6時35分頃 / 東北道:下り線 安達太良(あだたら)SA付近43.4km / 事故及び交通集中により
5月3日(木)6時55分頃 / 中国道:下り線 西宮山口JCT付近 41.5km / 交通集中及び事故により
5月5日(土)18時40分頃 / 東名高速:上り線 大和トンネル付近 58.4km / 交通集中及び事故により
5月5日(土)19時05分頃 / 関越道:上り線 高坂SA付近 47.2km / 交通集中及び事故により
5月6日(日)16時00分頃 / 関越道:上り線 鶴ヶ島JCT付近 52.7km / 交通集中及び事故により
期間中、全国の高速道路の主な区間の日平均交通量は、昨年の53,100台に対し今年は49,300台と、こちらも減少している。
また、新たに新東名高速道路開通で注目されていた、東名高速道路の混雑状況は、10km以上の渋滞が昨年の60回から5回と減少し、その内訳は新東名高速が4回、東名高速が1回となっている。30km以上の渋滞は昨年が13回に対して、今年は0回となっている。(10km以上の渋滞回数は、30km以上の渋滞回数を含む)
今年のゴールデンウィーク期間の交通状況は、新東名開通に伴う効果と休日特別割引の上限1000円及び無料化社会実験の終了に伴い、断面交通量が昨年より減少した為、渋滞回数が全体的に減少されたと思われる。また、天候の影響もあったものと考えられている。
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