マツダとフォード、タイの合併会社のピックアップトラック生産設備に追加投資
マツダおよびフォードは4月25日、両社の合弁会社であるオート・アライアンス・タイランド社(AAT)のピックアップトラックの生産能力を年間2万台分増強すべく、2,700万米国ドル(約8億3,700万タイバーツ)を同社向けに追加投資することを発表した。
AATは新型ピックアップトラック「マツダBT-50」および新型「フォード・レンジャー」をタイ国内および海外輸出向けに生産していて、今回の新規投資は、新型ピックアップトラックのグローバルの需要増に対応するためにロボットの追加や、生産ラインのスピードアップ用の設備増強などに使用される。
またAAT社は、タイにおける最新の自動車生産拠点の一つでもある。ピックアップトラックの新型「BT-50」と新型「フォード・レンジャー」に加え、SUVの「フォード・エベレスト」、乗用車の「フォード・フィエスタ」、「Mazda2(日本名:マツダ デミオ)」および「Mazda3(日本名:マツダ アクセラ)」をタイ国内、並びに海外輸出向けに生産している。
今回増強される2万台の生産能力により、AATのピックアップトラックの年間生産能力は14万台(CKDを含むと19万5,000台)になり、乗用車も含めた合計生産能力は24万台(CKDを含むと29万5,000台)となる。
増強した生産能力は来月稼動を開始する。
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