日産のラグジュアリーブランド「インフィニティ」が2014年より中国で生産
日産は、同社のラグジュアリーブランドであるインフィニティのモデルを、2014年より中国で生産すると発表した。
インフィニティモデルの現地生産は、日産の中国における合弁会社の東風汽車有限公司(以下、DFL)の工場において行われ、2014年にはまず2車種を生産する計画となっている。
今後徐々に成熟化していくことが予想される中国の自動車市場に伴い、ラグジュアリーカー市場もより一層の成長が予想される。この市場の動きに対応する為に、日産は2007年にインフィニティブランドを投入し、これまで継続的に商品ラインアップや販売網の充実を図ってきた。
日産のアンディ パーマー副社長は、「日産は、昨年6月に発表した中期経営計画『日産パワー88』の中で、"インフィニティ事業の拡大"を重要なチャレンジの一つと位置づけており、2016年にはグローバルで50万台の販売を計画しています。この計画を達成する為にも、世界最大の自動車市場である中国におけるインフィニティの現地生産は、ビジネスとして理に適ったものと考えています」と語っている。
今回のインフィニティの現地生産化の取り組みは、2003年の設立以来、順調な成長を遂げている日産の合弁会社DFL、及びその親会社であり合弁パートナーの東風汽車公司(DFM)との良好な関係によって実現していくものであり、今後、具体的な生産車種、生産工場について調整を進めていく。
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