シトロエン、新型PHV「Numéro 9」コンセプトカーを北京モーターショー2012で発表
シトロエンは、DSシリーズの中国発売開始を記念した新型コンセプトカー「Numéro 9」を、北京モーターショー2012で発表する。
プラグインハイブリッド技術を採用している「Numéro 9」は、電気のみで走行するZEV(ゼロエミッションビークル)モードで50kmという航続距離を実現している。
電気モーターはリヤアクスル上に搭載され、70psの出力と200Nmのトルクを発生。
シンプルな構成でハンドリングとトラクションを最適化し、燃料消費量と排出物質量を削減する。電力供給は、家庭用コンセントを使ってわずか3時間半で充電が可能なリチウムイオンバッテリーが使用されている。
また、エンジンについては、(北京モーターショーで発表されるモデルは)225ps[165kW]/275Nmを発生する1.6THPガソリンエンジンを搭載おり、ディーゼルエンジンを搭載することも可能。
「Numéro 9」では、PHVであるからといって乗り心地や運転の楽しさは一切犠牲していないと同社では語る。ドライバーがより高いパフォーマンスを求めた場合には「ブースト」機能が働き、内燃エンジンと電気モーターのパワーを組み合わせて295psという高出力を発揮。その際の0~100km/h加速はわずか5.4秒、0~1,000mの走行においては僅か25.3秒しかかからないという。
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