レクサス CT200h 実燃費レビュー【ワインディング編】(2/2)

  • 筆者: 金子 浩久
  • カメラマン:オートックワン編集部
レクサス CT200h 実燃費レビュー【ワインディング編】
レクサス CT200h レクサス CT200h レクサス CT200h レクサス CT200h レクサス CT200hと金子浩久氏 レクサス CT200h ワインディング編の燃費は「16.8km/L」でした 檜原街道 看板 檜原街道を進みます 画像ギャラリーはこちら

理にかなった、使いやすいメーターデザイン

レクサス CT200h

CT200hのワインディングロードでの振る舞いを確固たるものにしているのは、シートだ。

フカフカに柔らかいわけではないが、走行中の身体をしっかりと支えてくれる。座面と背面それぞれの左右の盛り上がりも、コーナリングの際に有効に機能している。

エンジンとモーターにスポーツカーのような鋭い吹け上がりや勇ましい排気音は持ち合わせていないが、必要なパワーとレスポンスはしっかりと備えている。パワートレインはあくまでも縁の下の力持ち的な存在だ。

CT200hは、走行モードを切り替えることが出来る。“ECO”、“NORMAL”、“SPORT”の三つ。

“ECO”は甲州街道のような一般道を走る分には問題ないが、この檜原街道のようなワインディングロードではフラストレーションを強く感じて選びたくない。

“SPORT”を選ぶと、メーターパネルのブルーの背景が真っ赤に切り替わり、エネルギーインジケーターがタコメーターとギアシフトインジケーターのコンビに変わる。

ギミックと言ってしまえばギミックだが、ふたつ並べられるよりはいい。

メーターパネル内の面積は限られているわけだから、モードに応じた優先順位を付けて、必要なものを必要な時だけ表示するのは理にかなった、使いやすいデザインだ。

秋川渓谷沿いに走った後、山梨県境を越えて、上野原に下っていった。

登り勾配がキツかったところでは燃費計は「11km/L」台を前後していたが、下りが始まるとみるみる回復し、最終的に中央高速道上野原インター手前では「16.8km/L」を示していた。

一般道に続き、ワインディングも優秀な値だ。

レクサス CT200h 実燃費レビュー

レクサス CT200h ワインディング編の燃費は「16.8km/L」でした

ワインディング編は、東京都あきる野市のJR武蔵五日市駅前をスタート。都道33号通称「檜原街道」を西へ向けて走ります。

5kmほど走った檜原村役場前辺りから、徐々にワインディングのカーブはきつくなります。さらに5kmほど走ると上川乗という信号がでてきます。この信号を上野原方面へ左折します。

ここからは本格的なワインディングロードに入ります。ヘアピンカーブを何箇所も通過し、山梨県へ越境する甲武トンネルをくぐります。トンネルを抜けると道幅はさらに狭くなりほぼ林道といった雰囲気。対向車は皆無です。

しばらくのどかな山村地区を通り過ぎること20分、ようやく山梨県上野原市街地へ入ります。メイン通りをやり過ごし、中央自動車道上野原IC手前で、走行距離は32.5km、燃費は16.8km/Lとなりました。

さすがのハイブリッドもこのワインディングでは期待のリッター20kmには届きませんでした。ま、でも上出来ですね。

【一般道編】走行ルート:飯田橋~甲州街道~新奥多摩街道~JR武蔵五日市駅/実燃費:20.5km/L

【ワインディング編】走行ルート:JR武蔵五日市駅~檜原街道~甲武トンネル~中央道上野原IC/実燃費:16.8km/L

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金子 浩久
筆者金子 浩久

モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』(1~4)、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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