日産 ジューク 実燃費レビュー【一般道編】(1/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
驚きのエクステリア!日産 ジュークを一般道で試乗
日産19、十九・・・あれっ!?
ジュークだっ。名前も変換しづらいが、ジュークのカタチもこれまでの常識では捉え切れない。
SUVなのか、スポーツカーなのか?日産も確信犯的に、そんなジュークのスタイリングを売り物にしている。
「ROCK“N”SMALL 他人の意見より、自分の感覚を信じたい。何ごとも失敗を恐れずに、大胆でポジティブに動きたい。(中略)そんなこだわりに応えてくれるコンパクトがなかった。他の誰にも似ていない革新的なデザイン。(中略)積極的かつ攻撃的なスタイルをまとって、そのクルマは誕生した」
カタログの冒頭で、スタイリングについて強調した日本車も珍しい。
読み返してみても、いいことが書いてある。ジュークに限定することなく、この心意気を日産車全車に反映したらいいと思う。
たしかに、ジュークの造形には、見る者の眼をクギ付けにする力がある。それも、いわゆる“カッコいいクルマ”“キレイなクルマ”として崇め奉っているわけではない。
“なんだ、このクルマは?”“見たこともないヘンテコなカタチをしているな!?”という驚きを以って見られている。
この日も、出発の準備をしていたら、近所のオジさんが話し掛けて来た。
「これが、日産デュークって言うのかね?」
「いや、ジュークですよ」
「うん、デュークね」
それじゃ、ゴルゴ13だよ。
ちょっとサイバーパンク風なエクステリアデザインを持つジュークのインテリアも個性的で、センターコンソールやドア内張りなどが、ボディカラーを反映した色に塗られて遊んでいる。
オーソドックスな他のクルマと、機能的に何も変わったところがないのに、色が付いただけでだいぶ印象が変わってくる。
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