スバル フォレスター燃費レポート|4代目・E型(現行最終)、2Lノンターボモデルの実燃費を徹底検証(3/6)
- 筆者: 永田 恵一
スバル フォレスター(NA)実燃費レポート|郊外路編
スバル 4代目フォレスター(E型) 郊外路での実燃費:13.4km/L
4代目フォレスターの郊外路の実燃費は、2リッターNAエンジンを搭載するミドルSUVとしては及第点といえる。同じような時期に計測した日産 エクストレイルのガソリンモデルも12.7km/Lと近い数値なので、ライバルと比べてもそん色ない。
スバル フォレスター(NA)実燃費レポート|郊外路編 | ||
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車種名 | 実燃費 | パワートレイン |
スバル フォレスター(NA) | 13.4km/L | 2L/ガソリン |
日産 エクストレイル 2014年計測・4WD | 12.7km/L | 2L/ガソリン |
日産 エクストレイルHV 2017年MCモデル・4WD | 15.7km/L | 2L/ハイブリッド |
マツダ CX-5 2017年計測・4WD | 15.6km/L | 2.2L/ディーゼル |
スバル フォレスター(ターボ) 2017年計測・E型・4WD | 11.6km/L | 2L/ガソリンターボ |
SUVだけにロールはそれなりにでるものの、ロールの起き方はジワジワと腰のある安心感を伴ったものである点に好感を持った。ハンドリング全体的には特に気になることはなく素直に動いてくれる。
フォレスターは乗用車ベースのSUVでありながら、トヨタ ランドクルーザーのような本格SUV(かつてクロカンと呼ばれた四輪駆動車)と同等の220mmあるのを考えれば、フォレスターのハンドリングがここまで素直なのはすごいことだ。
最低地上高が高い分を重心の低い水平対向エンジンがカバーしているようで、全高が1715mmあるSUVなのにそれを意識せず運転できる。
初期型のNAエンジン搭載車は、常にガタガタとした不快な乗り心地だった印象がある。しかし最終モデルはそんな面影すらなく、路面の凹凸の形状によって僅かな硬さを感じることが時々あるだけで、全体的には大変しなやかで、優・良・可で評価するなら「優に近い良」と評価できるほど快適な乗り心地に進化した。
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