メルセデス・ベンツ E250CGI 500km実燃費レビュー【vol.2 100-200km】(1/2)
- 筆者: 金子 浩久
- カメラマン:オートックワン編集部
このE250CGI ブルーエフィシェンシーも、基本的には他のEクラスと同じはずだ。だが、一般道と関越自動車道で100km以上の距離を走ってきて、その乗り心地が完全に同一ではないものを感じられた。
それは、舗装のつなぎ目や段差などで、タイヤがコツコツ、カツカツ、ゴツゴツとショックを拾い、そのまま車内に伝えてくるのだ。V6やV8のEクラスでは、吸収していたショックと音を小さくではあるが明らかに残している。
谷川岳パーキングエリアに入って、タイヤを確認してみる。
E250CGIは、245/40R18と265/35R18サイズの「ブリヂストン ポテンザ RE050A」という、扁平率の低いスポーティなタイヤを履いていた。
このクルマは、正確には「E250CGI ブルーエフィシェンシー アバンギャルド」という長い名前で、「AMG スタイリングパッケージ」という装備が施され、このタイヤもその一部だ。
ルーフがガラスで覆われ、専用のエアロパーツ、シート、ステアリングホイールなどが奢られたスポーティバージョンだ。僕が最初に乗ったEクラスの快適性よりも、よりスポーティな方向に軸足を定めていた。コツコツ、カツカツというショックは、そのパッケージングに由来していたのだ。
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