日産 新型エクストレイル ハイブリッド実燃費レポート(2017年マイナーチェンジモデル)(2/2)

日産 新型エクストレイル ハイブリッド実燃費レポート(2017年マイナーチェンジモデル)
日産エクストレイルハイブリットモデル(2017年6月8日マイナーチェンジ) 日産エクストレイルハイブリットモデル(2017年6月8日マイナーチェンジ) 日産エクストレイルハイブリットモデル(2017年6月8日マイナーチェンジ)市街地 日産エクストレイルハイブリットモデル(2017年6月8日マイナーチェンジ)郊外 日産エクストレイルハイブリットモデル(2017年6月8日マイナーチェンジ) 日産エクストレイルハイブリットモデル(2017年6月8日マイナーチェンジ) 日産エクストレイルハイブリットモデル(2017年6月8日マイナーチェンジ) 日産エクストレイルハイブリットモデル(2017年6月8日マイナーチェンジ) 日産エクストレイルハイブリットモデル(2017年6月8日マイナーチェンジ) 日産エクストレイルハイブリットモデル(2017年6月8日マイナーチェンジ) 日産エクストレイルハイブリットモデル(2017年6月8日マイナーチェンジ) 画像ギャラリーはこちら

日産 エクストレイルハイブリッド実燃費レポート|総合評価

日産 エクストレイルハイブリッド 総合実燃費:15.6km/L

--

新型エクストレイルハイブリッド 総合実燃費
駆動方式総合実燃費JC08モード燃費
新型エクストレイルハイブリッド4WD15.6km/L20.0km/L
初期型エクストレイル 2Lガソリン4WD12.8km/L15.6km/L
初期型ハリアー ハイブリッド2WD18.6km/L21.4km/L
CX-5 ディーゼル2WD17.1km/L18.0km/L

■ライバル車の燃費レポートはこちら

>>【燃費】トヨタ 新型ハリアーハイブリッド 燃費レポート

>>【燃費レポート】新型CX-5 (CX5)ディーゼルの実燃費は極めて良好!旧型の燃費とも徹底比較!

筆者はマイナーチェンジされたエクストレイルハイブリッドについて、全体的な改良やプロパイロットの導入により、「もっと乗っていたい、もっとこの車のことを知りたい」と感じる魅力的なミドルサイズSUVに進化したと感じた。

仕事柄取材で複数台の取材車両で移動するということがよくあり、マイナーチェンジ前のエクストレイルはその中にあっても「よくまとまった車だけど、特に面白味があるわけでもないので積極的に乗りたいとは思わない」というのが率直な印象であったから、それがマイナーチェンジで積極的に乗りたい車になったというのは大きな前進と言えると思う。

新型エクストレイル購入指南|買うならプロパイロット付きのハイブリッドモデル

日産 新型エクストレイル×藤木由貴

エクストレイルハイブリッドが属する300万円台のミドルサイズSUVといえば、真っ先に浮かぶライバルはトヨタ ハリアーだろう。

ハリアーは、2リッター(JC08モード燃費:14.8~16.0km/L)、最近追加された2リッターターボ(12.8~13.0km/L)、そして2.5リッターハイブリッド(21.4km/L)の3タイプがある。エクストレイルハイブリッドと直接の対抗馬となりそうなのはハリアーハイブリッドだが、377.5~495.4万円と高額な価格帯に属しているため実際には比較にならないと言って良い。

むしろ、309.5万円(20Xハイブリッド/4WD)で”ハイブリッド”が手に入れられるエクストレイルは、俄然リーズナブルに感じられてくる。

もちろん質実剛健でアウトドア派にも支持されるエクストレイルと、ゴージャスさがウリのハリアーではキャラクターも大きく異なる。まあ現実的には2リッター(294.9万円~432.4万円)か、せいぜい2リッターターボ(338万円~457.5万円)のハリアーが比較対象となるくらいだろう。

さてそれでは、エクストレイル同士でも比較してみよう。ガソリンモデルとハイブリッドモデルを買う場合の”損得勘定”について検証してみたい。

※ガソリン価格はレギュラーガソリン1リッター130円、燃費は2リッターガソリンを過去データの総合実燃費12.8km/L、ハイブリッドは今回の総合実燃費15.6km/Lで仮定。

まず4WDの5人乗り2列シート仕様同士で比べると、価格差は若干の装備の差も加味すると35万円といったところだ。さらにハイブリッドは購入翌年の自動車税の減額やエコカー減税が大きいこともあり、実質的な価格差は23万円程度に縮まる。

肝心なガソリン代だが、エクストレイルハイブリッドの燃費は2リッターガソリンのおおよそ25%良化に留まるため、1万km走行あたりのガソリン代はハイブリッドが約2万1000円安と意外に差は少なく、ガソリン代だけでハイブリッドとの差額23万円の元を取るには11万kmほど走る必要がある。

しかしハイブリッドが車を処分する際の査定で高く評価される可能性が高いことを考えれば、6年後に10万円高く処分できれば6年6万kmくらいの使用でも差額はペイできるだろう。

総合的に考えても、エクストレイルハイブリッドには2.5リッター級の動力性能や街乗りが楽といったメリットもある。

したがって、「ガソリンとハイブリッド、どっちが買い?!」という悩みに対しては、プロパイロット付きのハイブリッドモデルの購入を勧めたい。

細かく計算してみて改めて判ったが、エクストレイルハイブリッドは値付けも見事な車だと思う。

>>日産 新型エクストレイルのカタログ情報を見たい方はこちら

前へ 1 2

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

日産 エクストレイルの最新自動車ニュース/記事

日産のカタログ情報 日産 エクストレイルのカタログ情報 日産の中古車検索 日産 エクストレイルの中古車検索 日産の記事一覧 日産 エクストレイルの記事一覧 日産のニュース一覧 日産 エクストレイルのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる