トヨタ プリウス 実燃費レビュー【vol.2 100-200km】(2/2)

  • 筆者: 金子 浩久
  • カメラマン:オートックワン編集部
トヨタ プリウス 実燃費レビュー【vol.2 100-200km】
一宮御坂インターチェンジとプリウス 御坂みち 標識 坂道を登っていくプリウス 走行中、助手席から見える富士山 走行中のトヨタ プリウス トヨタ プリウスの1,800ccエンジン バッテリー搭載位置の表示 プリウス テールランプ部のアップ 金子浩久氏とプリウス プリウス 西湖にて撮影 プリウスを運転中の金子浩久氏 画像ギャラリーはこちら

興味深い、プリウスのエネルギーモニター画面

ハイブリッドシステムインジケーター画面

それは、御坂みちでも顕著に現れていた。

一定のペースに近いスピードで走っていくと、プリウスはとても静かにクルーズしていく。

プリウスには、エンジンとモーターとバッテリーの間でどのようにエネルギーが使われているかがモニター画面で表示される。それを見ながら走るのが興味深い。

こちらは一定のスピードで走っているつもりでも、駆動に用いられるエンジンとモーターがどちらか一方からもう一方に切り替わったり、あるいは双方一緒に使われていたり、さらにその間同時にバッテリーへの充電が行われたり、バッテリーから放電されたりしている。

走行中のトヨタ プリウス走行中、助手席から見える富士山

エネルギーの使われ方が変わっても、静かで滑らかな走りっぷりは変わらない。

モニター画面で見なければ、それがわからないのはプリウスのキメ細かな制御と動力分割機構の働きだ。

お互いの得意な状況を分担し合って、燃費を稼いでいる。プリウスの面目躍如たるところだ。

東京からここまで走って来ると、いいことずくめだ。走りっぷりが上質になり、快適性も向上した。燃費も、向上している。

気になるところと言えば、スロットルペダルを勢い良く、深く踏み込んだ時の騒音の大きさだ。

ヴワ~ンと、いきなりうるさくなる。普段が静かだから、余計に気になる。

富士山スカイラインの急勾配を登り始めてのことだった。

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金子 浩久
筆者金子 浩久

モータリングライター 1961年東京生まれ。 自動車と自動車に関わる人間について執筆活動を行う。主な著書に、『10年10万キロストーリー』(1~4)、『セナと日本人』、『地球自動車旅行』、『ニッポン・ミニ・ストーリー』、『レクサスのジレンマ』、『力説自動車』など。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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