【燃費】スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.5i EyeSight 燃費レポート（レヴォーグ1.6GTと燃費比較）／永田恵一(5/5)

スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.5i EyeSight B-SPORT 燃費レポート【総評】

スバル レガシィツーリングワゴン 2.5i EysSight B-SPORT Gパッケージ 総合燃費／13.3km/L

スバル レヴォーグ 1.6GT EyeSight 総合燃費／14.3km/L

最終モデルとなる現行レガシィツーリングワゴンをテストして、現行レガシィは歴代レガシィに比べて趣味性の薄さは否めないが、広い室内空間とラゲッジスペース、EyeSightやスバル伝統の4WDを含めたグランドツーリングカーとしての資質の高さ、納得できる燃費など、ラージサイズのステーションワゴンに求められる要素を依然として高い次元でバランスさせていることが再認識できた。

同時にレヴォーグの1.6リッターターボがドライバビリティに若干の難はあるものの、2.5リッターNAに対し燃費が10％近く向上していることを確認できたのも収穫であった。

レガシィツーリングワゴンはサイズに関しても、レヴォーグに比べてドライバーズシートに座るとその大きさを感じるところはあるが、実際にはレヴォーグより全長が10cm長いだけで全幅は1,780mmと同じ、さらにスバル車は全体的にノーズの見切りはいいが、NAのレガシィならターボ車に着くインタークーラーのエアインテークがない分ノーズの長さはさらに掴みやすく、総合的な取り回しは大差ないと言える。

それらを総合すると、今からでも納得できる金額であるならば現行レガシィを購入するのも悪くない選択と言える。冒頭に書いたように在庫車のみの販売となっているので、現行レガシィを検討しているならディーラーに急ぐべきだろう。

現行モデルを持って一時代を築いたレガシィツーリングワゴンの歴史は終わるわけだが、その意思をレヴォーグが引き継いでくれることを期待したい。

スバル レガシィ ツーリングワゴン 2.5i EyeSight B-SPORT フォトギャラリー

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