【燃費】トヨタ 新型ハリアー（ガソリン）燃費レポート／永田恵一(5/5)
- 筆者： 永田 恵一
- カメラマン：オートックワン編集部／永田恵一
トヨタ 新型ハリアー（ガソリン）燃費レポート【総評】
トヨタ 新型ハリアー（ガソリンモデル）総合燃費／15.3km/L
ハリアーのガソリンモデルは、テストした時期や駆動方式といった条件に違いはあるものの過去にテストした同クラスのSUVと比べてもそれなりに優秀な燃費を叩き出している。
高速道路 | 郊外路 | 市街地 | 総評 | |
|---|---|---|---|---|
ハリアー ガソリンモデル （当記事） | 18.1km/L | 15.1km/L | 12.9km/L | 15.3km/L |
CX-5 2.2ディーゼル （FF車、2013年6月） | 22.1km/L | 17.7km/L | 12.4km/L | 16.5km/L |
エクストレイル2Lガソリン (4WD＋スタッドレスタイヤ 2014年3月） | 15.4km/L | 12.7km/L | 11.3km/L | 12.8km/L |
ハリアーは運転していて強い魅力を感じるクルマではないが、ラグジュアリーな高級SUVという性格からみれば、ファブリック部分がキルティングとなるファブリックと合皮のシートや、ステッチで縫われ合皮が貼られているダッシュボードなど、その雰囲気は非常に魅力的で（細かい部分を突けば安さを感じるところはあるものの）ハリアーという良質なブランドイメージを持つクルマが2リッターのFF車なら「300万円以下」で購入出来てしまうことに魅力を感じる人が大勢いるのはよく分かる。
言ってみれば、現在のハリアー人気はバブル期にマークⅡ三兄弟が売れまくり、街に溢れたのと同じようなことなのだろう。
また、ハリアーの購入を考えている人が気になるのが「2Lガソリンとハイブリッドの差」についてだろう。
そこで次回は、2リッターガソリンとハイブリッドの違いを長期的な損得勘定まで含んで検証したいと思うので、ぜひ参考にしてほしい。
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1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る
自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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