2013年11月23日(祝)、第43回東京モーターショー2013の一般公開が始まった。
今回で2度目の開催となる会場の東京ビックサイト[東京都江東区]には、朝10時の開場とともに多くの来場者が訪れた。主催する日本自動車工業会(JAMA)の発表によると、午後15時時点での来場者数は10万5千百人。盛況の幕開けとなった。
この日東京モーターショー会場では、国内外の主要メーカーや部品メーカーなどのブース展示に加え、様々な催しが行われた。まずアトリウムステージでは、お笑いコンビ「おぎやはぎ」の愛車遍歴トークショーや、「2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤー」の発表が行われた。
「2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤー」は、大賞にフォルクスワーゲン ゴルフが、輸入車としては初の受賞を果たしている。
◎参考:
■ 輸入車初の快挙!フォルクスワーゲン ゴルフが2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞 [2013年11月23日]
クルマ離れが叫ばれて久しい昨今だが、会場の盛況ぶりとは全く結び付かない。ショーの展示車両も、市販化を前提としたスポーツカーなども多く見られ、エコカーやエコ技術、実用車などの展示が多かった前回に対し、よりいっそう華やかなショーとなった印象だ。
いっぽうで、会場は以前の幕張メッセ[千葉県千葉市]に比べ都心からのアクセスはやや改善したものの、展示ホール自体はコンパクト化。各展示ブースはあっという間に満員となり、車両の見学もままならない状況だ。さらに東西に離れた展示ホールは各々の移動距離が長く、しかもエスカレータによる上下移動なども多く行列が増えてしまいがちと、導線設計も悪い。また着席出来る休憩スペースも少ないなど、次回の開催に向け大いに課題を残している。
第43回東京モーターショー2013の開催は12月1日(日)まで。比較的空いているはずの平日、特に15時以降のアフタヌーン券での入場や、夜20時まで開催している月曜・土曜日の夕方(ナイター券は18時以降)の来場がオススメだ。
いずれにしても、ご来場の際には履きなれた靴と動きやすい格好で来られることをオススメする。もちろん、 オートックワンの特設サイト での事前の予習も、くれぐれもお忘れなく・・・。
[Photo&レポート:オートックワン編集部]
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