レクサス レクサスRC チーフエンジニア 古山淳一氏 インタビュー

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レクサスRC チーフエンジニア 古山淳一氏 インタビュー

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レクサス初のクーペとなる「RC」。

発売に向け、詰めの段階に入っているが、予想ではあと1年くらい先の話。今回の東京モーターショー2013では、クーペとしての美しいスタイルはしっかりと見ることができるので、登場まで固唾を飲んで待つとしよう。

そんな「LEXUS RC」のチーフエンジニア・古山氏にRCの魅力を聞いてみた。

レクサスRC チーフエンジニア 古山淳一氏 インタビュー

クーペをやろうと決めた時に、一番最初に思ったことは、当時ISを開発中だったこともある中で、ISをベースにしたクーペではありますが、ISのクーペじゃなくて、クーペとして最初から生まれてきたクルマにしたいと思ってやってきた。

ISやGSでやってきた事をうまく組み合わせて、車両としてはISのサイズなんだけども、その中にGSの足まわりを組み込んで、ボディの大きさとタイヤの大きさのアンバランスというか、タイヤがスゴく強調されて見えるような、そういうプロポーションにして、本当にクーペらしい、伸びやかな中にも、大きいタイヤが踏ん張っている、そういうスタイリングをどうしてもやりたくて、こういう組み合わせを実現しました。

幸いにも、ISとGSは兄弟プラットフォームなので、いろいろと組み合わせることができる。だから、ISのプラットフォームとGSのプラットフォームをうまく組み合わせることで、こういうプロポーションにして、競合車もいろいろとクーペはありますけど、大体においてはセダン(4ドア)があって、それを2ドア化して、キャビンなどの造形を変えながら、作り上げてるケースが多い。

BMW 4シリーズにしても、アウディA5にしても、それぞれセダンモデルがありながら、そこから少し変えて、クーペを作ってますけど、その度合が我々の場合で言うとタイヤのサイズも違う、使っている足まわりもワンランク上のモノを使っている、ということで、言ってみれば、ホントに最初から生まれてきた素性のクーペだよ!とスタイリングからもそうだし、プロポーションからもそうだし。

あとパフォーマンス的にも、ISである程度のところまでやれたと思うのですが、そこからクーペなんで、もっと官能的というかスポーティなワクワクするようなそういうハンドリングに仕立て上げました。

ISはどちらかというと、ドライバーの意のままに正確にクルマが反応してくれることをやりましたけど、それをもう一歩進めて、正確なだけではなく、ドライバーの意より少しだけ早く動いてくれる、あたかも先を読んだ動きをしてくれると、お客様はこのクルマは良く出来てると、感動してくれるんではないかと。

また、ISでは踏み込めなかった、限界付近のところとか、レスポンス(ハンドリングに対するゲイン)を少し上げるだとか、クーペだからこそ一歩踏み込めるところ、そういう領域に少し踏み出せたらなと思って、「RC」には、そこに力を一番注いでいます。

価格的には、若い人たちには簡単に買えるクルマではないですけど、それでもやっぱりこのスタイルでこの性能なら、いつかは絶対コイツに乗りたいと若い人たちに思ってもらえるといいな。「RC」に乗っている人を見て、あんな人になりたいと、「いつかはRC」って思ってもらえればいいな(笑)

「RC-F」も、もちろん念頭に入れてやっていきたいです。こういうパッケージのクルマがあれば、ナンデモできる。極端な話、レースカーなんかも2ドアだと考えやすい。今は他にないのでSCでレースをやっていますけど、今度はこのRCにどんどん置き換えていって欲しいですね。

将来的には、これベースでコンバーチブルなんかも作ったら面白いと思うし、僕なんかはコンバーチブルを作ってもいいように考えているので、やろうと思ったら、やれないことはない。

物事には順番というモノがあるので、簡単にはいけないですが、ISでしっかりとしたベースができたので、そういった色んな可能性が広がるので、今後のレクサスに期待ください!

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