【発表会】光岡 新型「Ryugi（リューギ）」 新型車速報

光岡自動車は6月25日（水）、ガソリンモデルと同社初のハイブリッドモデルを備えたミディアムクラスセダンの新型車『Ryugi（リューギ）』を発表した。

『Ryugi』（リューギ）は、「トヨタ カローラアクシオ」をベースに、同社のコンパクトセダン『ビュート』と、フルサイズセダン『ガリュー』の中間に位置付けられたモデル。

車名である「流儀」の由来は、「ある物事に対するその人なりの、やり方、スタイル」。光岡が守り伝えてきたクラシカルな造形美と、職人達による技術の練磨が生み出す同社ならではの流儀を表している。

新型Ryugiは、フロントマスクの縦型ラジエターグリルに丸型ヘッドランプを配置。ラジエターグリル上面に貼付するエンブレムの素材には、伝統工芸のひとつである「七宝焼き」を採用している。また、水平基調の前後バンパー部にはメッキ加工を施し厚みを持たせ、存在感を主張している。

FRP製のフロントリアのボディパーツは、材料の積層を丁寧に行い、樹脂を含浸させて脱泡しながら、材料と樹脂を融合させて成形。光岡特有のデザイン性を優先し、鉄板プレスでは表現しきれない凹凸や細かな表情を再現するためこの手法を採用している。

トランスミッションには、ガソリンエンジン車が5速MTとCVT、HV車には無段変速機を採用。 発売開始は27日からで、発売価格（消費税込）は、排気量1500ccのガソリン車は221万4千円～、HVは309万4200円～。

光岡自動車 青木開発課課長は会見で「私達は、決して大きなことは出来ませんが、これからも正直に健全に面白く誰もやらないことに挑戦していくということが私達の流儀でございます。」とコメントした。