THE NEXTALK ~次の世界へ~ 三菱自動車 MiEV販売推進室長 山田健二郎 インタビュー(4/5)

THE NEXTALK ~次の世界へ~ 三菱自動車 MiEV販売推進室長 山田健二郎 インタビュー
THE NEXTALK ~次の世界へ~ 三菱自動車 MiEV販売推進室長 山田健二郎 インタビュー THE NEXTALK ~次の世界へ~ 三菱自動車 MiEV販売推進室長 山田健二郎 インタビュー THE NEXTALK ~次の世界へ~ 三菱自動車 MiEV販売推進室長 山田健二郎 インタビュー THE NEXTALK ~次の世界へ~ 三菱自動車 MiEV販売推進室長 山田健二郎 インタビュー THE NEXTALK ~次の世界へ~ 三菱自動車 MiEV販売推進室長 山田健二郎 インタビュー THE NEXTALK ~次の世界へ~ 三菱自動車 MiEV販売推進室長 山田健二郎 インタビュー THE NEXTALK ~次の世界へ~ 三菱自動車 MiEV販売推進室長 山田健二郎 インタビュー THE NEXTALK ~次の世界へ~ 三菱自動車 MiEV販売推進室長 山田健二郎 インタビュー THE NEXTALK ~次の世界へ~ 三菱自動車 MiEV販売推進室長 山田健二郎 インタビュー THE NEXTALK ~次の世界へ~ 三菱自動車 MiEV販売推進室長 山田健二郎 インタビュー THE NEXTALK ~次の世界へ~ 三菱自動車 MiEV販売推進室長 山田健二郎 インタビュー 画像ギャラリーはこちら

EVが、クルマの新しい販売手法を拓く

電気自動車の販売でもう一つ特徴的なことは、三菱自動車の場合、家電量販店で販売されていることである。三菱自動車は、ビッグカメラ、ヤマダ電機、ベスト電器、ノジマなどと電気自動車の販売契約を結んでいる。また、テレビショッピングという通信販売にも、電気自動車の販路は広がり出した。

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【山田健二郎】世間では、同じ電気製品同士だからといった噂もあったようですが、そうではなく、純粋にお互いの企業の環境意識の一致から発展した話です。そうした共通意識のある家電量販店に、電気自動車の販売協力をしていただいております。

これは、従来の販売会社によるカーディーラーでの販売や、整備工場などとの契約による販売とは異なる、新しいクルマの販売形態となります。お客様は、それら家電量販店で売買契約を行い、以後のメンテナンスは最寄りの三菱ディーラーで行うことができます。

家電量販店の意欲は高く、スタッフの方が店頭でお客様を離さないように説得する様子が見られます。そのために、三菱の販売会社に行ったのと同じように、電気自動車の商品知識を高めていただくための教育をお手伝いしています。

たとえばヤマダ電機さんは、太陽光パネルの販売や、住宅建設やリフォームを行う企業の株式を取得するなど、スマートハウスやスマートタウンの取り組みも行っており、そこに、電気自動車も組み入れていくという強い姿勢があるようですね。

そして、2011年12月22日には、ジャパネットたかたによるテレビでの通信販売が放映された。その30分の番組時間はすべてがi-MiEV(アイ・ミーブ)とMINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)の特集となり、髙田明社長自ら司会進行役で登場し、独特の口調で電気自動車を紹介した。

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【山田健二郎】髙田社長と弊社の役員が一緒に、環境負荷の低減と、低炭素社会の実現のため、お互いに何かできないかといった話から実現したことで、気合の入った取り組みとなりました。

番組制作のため、髙田社長は、急遽東京モーターショー会場も訪れる熱の入れかたで、番組のシナリオは髙田社長の頭の中で練られていきました。

この場合は、ジャパネットたかたのコールセンターに注文が入ると、最寄りの三菱販売会社のディーラーを紹介してもらう販売の仕方です。そしてお客様は、ディーラーからクルマを購入していただくことになります。

放送直後から電話の問い合わせがかなりの数あり、そのまま成約に至った例も何件かあるという。

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【山田健二郎】いろいろな業界とのつながりがこうして生まれてくるので、楽しみですね。同時に、電気自動車が環境意識から買って頂くという状況から、さらに普及が広まっていったときは、今まで以上の教育が必要になると考えられます。

たとえば他の業種の方とお話をしていると、商習慣が違いますし、会話にも「たっぷり頼むよ!」という言い方が出てきて、それはどういう意味なのかを聞くと、十分値引きをしてくれということなのですね(笑)。

なお、電気自動車では、値引きをすると補助金が減額になるといったこともありますから、注意が必要です。

ジャパネットたかたの番組を筆者は観た。電気自動車の説明に特別新しい手法があったわけではない。だが、永年、テレビの通信販売を手掛けた髙田社長の喋り口調は、商品のツボを的確にとらえ、魅力を伝えるマジックというかオーラのようなものがあり、これまで電気自動車について「どうせ走行距離が短いんでしょう?」とか「急速充電設備がまだ不十分なのでしょう?」と、冷めた気持ちで居た人も心動かされるような語りが構成されていた。

電気自動車の魅力を、業界の関係者がただ言い募るのではなく、あらゆる商品について、売ることに長けた人の言葉で伝える大切さを痛感させた。

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御堀 直嗣
筆者御堀 直嗣

1955年東京出身。自動車ジャーナリスト。玉川大学工学部機械工学科卒業。1978年から1981年にかけてFL500、FJ1600へのレース参戦経験を持つ。現在ではウェブサイトや雑誌を中心に自動車関連の記事を寄稿中。特に技術面のわかりやすい解説には定評がある。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。また現在では電気自動車の普及を考える市民団体「日本EVクラブ」副会長を務める。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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