三菱自の早期再建へトップはゴーン社長?肝の人選で益子会長の見る目が問われる(2/2)

  • 筆者: 国沢 光宏
  • カメラマン:オートックワン編集部/桃田健史
三菱自の早期再建へトップはゴーン社長?肝の人選で益子会長の見る目が問われる
三菱自動車本社前(港区) 日産グローバル本社(横浜) 日産 ゴーンCEO 日産 ゴーンCEOと三菱自 益子CEO 日産 ゴーンCEO 日産 ゴーンCEOと三菱自 益子CEO 日産 ゴーンCEO 三菱自、燃費不正問題で4回目の記者会見(国交省) 三菱自、燃費不正問題で4回目の記者会見(国交省) 日産 ゴーンCEO 日産 ゴーンCEO 画像ギャラリーはこちら

秋から日産のバックアップが本格化

日産 ゴーンCEO日産 ゴーンCEO

日産自動車のバックアップが本格化するのは秋に予定されている臨時総会から。

この時点で日産は筆頭株となり、日産の立て直しにやってきた時のゴーンさんと同じCOO(最高執行責任者)を引き受けると思われる。この人事もゴーン社長は「日産側が決めるのでなく三菱自動車に選んでもらう」。

問題は人選である。ゴーン社長の場合、すでにカリスマを持っていた外国人だったこともあり、得意の政治的な駆け引きで日産社内をまとめ、引っ張って行けた。三菱自動車も日本人だと厳しいかもしれない。

かといって現在ゴーン社長の右腕になるような逸材は見当たらず。

前述の通り、技術の責任者は技術面だけバックアップしていけば良い。しかしCOO(最初からCEO=最高経営責任者になる可能性もある)は難しい。ここが最初の大きなポイントになると考える。

以上、現時点で見えている道筋はここまで。もっと言えば、これ以上決まっていないように思う。

[Text:国沢光宏]

前へ 1 2

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

検索ワード

国沢 光宏
筆者国沢 光宏

1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない(本人談)Webサイトを運営中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

三菱の最新自動車ニュース/記事

三菱のカタログ情報 三菱の中古車検索 三菱の記事一覧 三菱のニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる