autoc-one.jp 記事・レポート 特集 自動車評論家コラム 苦境の三菱自ならではのウルトラC、クルマを売らないカーディーラーへの大変身!? 2ページ目

自動車評論家コラム 2016/5/17 12:06

苦境の三菱自ならではのウルトラC、クルマを売らないカーディーラーへの大変身!?(2/2)

関連: 三菱 Text: 桃田 健史 Photo: 桃田健史/オートックワン編集部
苦境の三菱自ならではのウルトラC、クルマを売らないカーディーラーへの大変身!?

目指すのは「ライフスタイル・コンシェルジュ」

Uber Technologies アレン・ペン アジア地域統括最高責任者世界で急速に普及しているライドシェア

では、実際にどのようなディーラー改革を行なうのか。

目指すべき方向は、クルマを含む交通機関全般のなかで、顧客のライフスタイルにあった「移動」や「娯楽」のあり方を「提案」することだ。

これまでの、新車や中古車の「売り切り型」だけではなく、電車・バスなどの公共機関、さらに「いわゆる白タク」と呼ばれるライドシェアリングも含めて、相手の生活のなかに大きく踏み込んだ「パッケージプラン」を提供するのだ。

そのなかには、EVやプラグインハイブリッド車などの電動車に対応した「電力」の販売。コネクテッドカーの観点から、電話やネット通信の販売を含めるのだ。そうなれば、ネット通販や映像コンテンツプロバイダーなどとも絡んでくる。さらには、学資保険や年金などの金融商品との連動も考えられる。

当然、こうした幅広い事業をクルマディーラー単体で構築することは不可能だ。そのため、三菱自は、ソフトバンク、NTTドコモ、楽天、ソニー損保、hulu、日本交通、ウーバー、JTB、JRなど、多様な企業と強靭な連携を結ぶことになる。

日産・三菱自の資本提携共同会見で(左から日産ゴーン社長、三菱自の益子会長)

こうした「大実験」が成功すれば、そこにルノー日産が乗っかれば良い。

世界人口は70億人強。世界の自動車保有台数は、12億3627台。一方、日本は人口1億2500万人に対して、自動車保有台数が7766万台で、「1.6人に1台」の割合。その数値は今後、減少の一途を辿る。

そんな日本市場において、カーディーラー改革は必須だ。「燃費不正問題」という負の動きを逆手にとって、日産が三菱自を使ったウルトラCを仕掛ける。その可能性は十分にあると思う。

[Text:桃田健史]

筆者: 桃田 健史
オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!

三菱 の関連記事

三菱の新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

三菱 の関連記事をもっと見る

三菱 の関連ニュース

三菱 新車人気ランキング  集計期間:2017/6/25~2017/7/25