三菱 RVR 試乗レポート/岡本幸一郎(2/4)
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- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:オートックワン編集部
ドライビングポジションはアップライトで、アイポイントが高く、見晴らしが良い。運転感覚としては、全幅が1,770mmもあるような感じではなく、もっと小さいクルマに乗っているようだ。
アウトランダーでは油圧式だったパワステは、燃費を重視してコラムアシストタイプの電動パワステに変更されているが、転舵時のしっかり感もあるし、電動パワステでは曖昧になりがちな直進性の据わりも十分に確保されており、フィーリングは申し分ない。
ステアリングを切り込んだときのクルマの挙動も好印象だ。重心の高いSUVでは、ロールさせまいとして突っ張った印象のセッティングになっているものが少なくないのだが、RVRは車速とコーナーのRに合わせて自然な感覚でゆっくりロールするので、クルマの動きがつかみやすい。
パノラマガラスルーフが付くと頭上に約25kgが加わり、むろん姿勢変化はいくぶん大きくなるのだが、あくまで動き方が自然なところがよい。
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