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試乗レポート 2012/4/4 22:31

三菱 ミラージュ 海外試乗レポート/松下宏(1/2)

関連: 三菱 Text: 松下 宏 Photo: 三菱自動車工業株式会社
三菱 ミラージュ 海外試乗レポート/松下宏

新型ミラージュ試乗一番乗り!! アジア最大のバンコクショーで初公開

三菱 ミラージュ三菱 ミラージュ

三菱の新しい世界戦略車「ミラージュ」が3月下旬にタイで発表され、バンコクモーターショーでワールドプレミアとなった。

バンコク郊外のインパクトコンベンションセンターで開催されるバンコクモーターショーは今年が33回目。アジアでは東京モーターショーに次いで長い歴史を持ち、来場者数でいえば東京の2倍に達するほどの動員力を持つアジア最大のモーターショーだ。

かつて別の会場で開催されていた時期には200万人を超える動員を得たこともあるが、今年はやや控えめに170万人の動員を見込んでいるという。

新興市場のタイで開催されるモーターショーなので、タイでたくさん売れるピックアップトラックについては従来からワールドプレミアとなることが多かった。

最近になって、タイで生産される「ホンダ・ブリオ」、「日産・マーチ」、そして今回公開された「三菱・ミラージュ」など、乗用車がタイで最初に発表されるようになった。

三菱 ミラージュ三菱 ミラージュ

それまではヨーロッパのメーカーがすでに本国で発表したクルマの右ハンドル車を世界で最初にタイで公開するという例は多く、日本車もかつて、ホンダがS2000の右ハンドル車を日本より先にタイで公開したことがあったが、ミラージュのような本格的なワールドプレミアは最近のことである。

ミラージュなどがタイで最初に発表されたのは、これらのクルマがタイで生産され、アセアン各国や日本、そして世界へと供給されるからだ。

ホンダ・ブリオは日本への導入の予定はないとしているが、アセアンを始めとするアジア各国やほかの新興市場への供給を計画しているし、日産・マーチはすでに日本市場に導入されている。

ミラージュはアセアンや日本はもちろん、ヨーロッパやアメリカへの輸出も計画している。タイでは政府がタイをアジアのデトロイトにするという目標を掲げて裾野の広い自動車産業の育成に力を入れているほか、一定の排気量で低燃費を達成したエコカーに対して減税措置を講ずるなどの支援策を展開している。

これを受けて、日系メーカー各社はコンパクトなエコカーをタイで生産する道を選んでいる。3社のほかにもスズキ・スイフトがエコカー基準に合致したクルマとして認定を受け、タイでの生産を始めている。

ユーザーに対する減税だけでなく、メーカーの投資に対する減税も大きいので、各社がタイでのエコカー作りに熱心に取り組んでいるのだ。

三菱 ミラージュ

ミラージュは新興国におけるエントリーカーとしての性格を持つだけでなく、先進国では環境性能に優れたクルマとして世界中で販売することを目的にしている。

三菱はかつてピックアップトラックのストラーダ(現在はトライトン)をタイで生産して世界中に供給してきた経験を持つ。今回は乗用車用の新工場を建設してミラージュの生産を開始した。

乗用車としてはマーチに次ぐタイ製のクルマの日本導入ながら、世界戦略という観点からすれば一歩先んじていたのが三菱であり、マーチはそれにならったともいえる。

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