三菱 パジェロ 新車発表会速報
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完成度が高まり、どんな路面でも走破するオールラウンドSUV
三菱のパジェロがフルモデルチェンジした。4代目は、“パジェロらしさ”という本質を元に、徹底的に“深化”したモデルとなっている。
歴代のパジェロのデザインはそのままに、新型パジェロは、これまでの曲線が多かったエクステリアを、直線で構成し力強さを強調。スペアタイヤの取り付け位置を下げて視認性を高め、大型のサイドミラーやハウジング下部に利便性を配慮したランプを設置するなど、オーナーに優しい装備が設定されている。
インテリアはシンプルではあるが、ボタンのレイアウトやスイッチの大型化など操作性を配慮。イグニッションオンとともに照明がゆっくりと点灯するスピードメーターや、木目・アルミ・クロムメッキ・透明アクリルという異質な素材の配置を、それぞれ0.1mm単位までこだわったというフロアコンソールなど、質感の向上だけでなく、スタイリッシュなデザインで構成されている。
アプローチアングルは、36.6度、ランプグレークオーバーアングルは22.5度、デパーチャーアングルは25度をそれぞれ確保。充分な対地障害角としている。また、エンジンは3.5L V6 MIVECエンジンと、3L V6エンジンの2タイプ。3.5LにはINVECS-II 5速ATが、3LにはINVECS-II 4速ATがそれぞれ組み合わされ、全車「平成17年基準排出ガス50%低減レベル」に適応するなど、燃費の向上も図っている。
ロングボディ(5ドア)には上質さと高級感を追求した3グレード、ショートボディ(3ドア)にはアクティブイメージの2タイプでそれぞれ展開。地球規模のオールラウンドSUVは、熟成して登場となった。
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