三菱 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッドEV) 試乗レポート/国沢光宏(2/2)

  • 筆者: 国沢 光宏
  • カメラマン:オートックワン編集部・三菱自動車工業
三菱 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッドEV) 試乗レポート/国沢光宏
三菱 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッドEV)「G Premium Package」[ボディカラー:テクニカルシルバーメタリック] 三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」[ボディカラー:テクニカルシルバーメタリック] 三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 エクステリア・リア 三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 エクステリア・フロント正面 三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 エクステリア・フロント 三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 エクステリア・サイド 三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 エクステリア・リア正面 三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 エクステリア・リア 三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 エクステリア・フロント周り 画像ギャラリーはこちら

セーブモードで駆動用バッテリーの温存&レスポンスの向上も可能

三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」試乗レポート3

電池残量がたくさんあっても、シフト手前の『SAVE』というバッテリーセーブモードスイッチを押せばハイブリッドモードに切り替わる。

高速道路などでパワーに余裕が必要な時は、最大で164馬力まで出せるハイブリッドモードを選んでおけばOK。電気自動車(EV)モードでもアクセル全開にするとエンジン掛かって164馬力になるものの、止まってるエンジンを始動させるなど、フルパワーになるまで2秒くらい必要。ハイブリッドモードにしておけば、レスポンスは大幅に改善します。

三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 インテリア

4WDは前輪も後輪もモーターで駆動。雪の降る地域に住んでいる人からすれば、希少なECOカーになってくれる。毎日通勤で40kmを走っている人なら、1万km走るとガソリンエンジン車と比べ燃料代が14万円も安く付く。普通のアウトランダーとアウトランダー PHEVの価格差は『Gセーフティパッケージ』で44万7千円の差。3万2千km走るだけでモトは取れてしまう。燃費の良いECOカーって、ランニングコストまで考えれば割安であります。

三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 ラゲッジフロアボックス三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 荷室・ラゲッジ 後席前倒時(後席6:4分割 ダブルアクションフォールディング機構)三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 リアシート三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 フロントシート三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」 運転席周り

文句なしのアウトランダー PHEVで唯一の難点、それは・・・

三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」試乗レポート6三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」試乗レポート9

唯一の難点が乗り心地。

滑らかな路面なら、電気自動車の静かな走りと見合う良好な乗り心地なのだけれど、少し荒れた路面や道路の継ぎ目を通過すると「ドタン」とか「バタン」と安っぽいツキ上げ感が出てしまう。ハッキリ言って100万円のコンパクトカーと同じくらい安っぽい乗り心地である。

本来1.8トンもあるボディなのだから、もっとドッシリした乗り心地になると思うのだけれど。

ただしアウトランダー PHEVの開発チームもこの点はしっかり認識しており、改良したいと思っているようだ。

[レポート:国沢光宏]

三菱 アウトランダー PHEV「G Safty Package」[4WD] 主要諸元

三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」三菱 アウトランダー PHEV「G Premium Package」

全長x全幅x全高:4655x1800x1680mm/ホイールベース:2670mm/車両重量:1790kg/駆動方式:ツインモーター式4WD/モーター種類:永久磁石式同期モーター/モーター搭載数:2基(フロント1、リア1)/モーター最高出力:82ps[60kW](フロント)/82ps[60kW](リア)/モーター最大トルク:14.0kgf・m[137N・m](フロント)/19.9kgf・m[195N・m](リア)/バッテリー種類:リチウムイオン電池/バッテリー総電圧:300V/バッテリー総電力量:12kWh/エンジン種類:2.0リッター 4気筒 DOHC MIVEC ガソリンエンジン(使用燃料:レギュラーガソリン)/エンジン最高出力:118ps[87kW]/4500rpm/エンジン最大トルク:19.0kgf・m[186N・m]/4500rpm/充電時間の目安:約4時間[満充電](AC200V/15A)/急速充電:約30分[約80%](メーカーオプション)/充電電力使用時走行距離:60.2km[JC08モード]/複合燃料消費率:67.0km/L[JC08モード]/ハイブリッド燃料消費率:18.6km/L[JC08モード]/充電電力使用時燃料消費率(プラグイン燃料消費率):-(専ら外部充電による電力により走行)/タイヤサイズ:225/55R18 98H/車両本体価格:366.4万円[消費税込み]《参考:平成24年度クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金・・・上限43.0万円》/エコカー減税:100%免税[自動車取得税/自動車重量税]

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国沢 光宏
筆者国沢 光宏

1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない(本人談)Webサイトを運営中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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