三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) 新型車速報 ~次期「アウトランダー」、早くも日本初公開~

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三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) 新型車速報 ~次期「アウトランダー」、早くも日本初公開~
三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) 展示用カットボディ 三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) エンブレム 三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド)[2012パリモーターショー参考出品車] 三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) カットボディ・正面 三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) カットボディ・サイド 三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) カットボディ・フロント周り 三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) カットボディ・前部 三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) カットボディ・後部 三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) タイヤサイズ:225/55R18 三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) システム搭載イメージ 三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) システム概要図 画像ギャラリーはこちら

パリモーターショーデビューのニューモデルをひと足早くお披露目

三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド)[2012パリモーターショー参考出品車]

三菱自動車は、SUV「三菱 アウトランダー」をフルモデルチェンジし、10月より日本での発売を開始する。

それに先立ち、9月5日に三菱自動車本社で新型アウトランダーのPHEV(プラグインハイブリッド)車の技術説明会が行われた。アウトランダー PHEVの実車は9月27日よりフランス・パリモーターショーで公開されるが、技術説明会場には実車のカットモデルも展示され注目を集めた。

また、次期アウトランダーに新採用される予防安全技術「e-Assist(イーアシスト)」についても併せて公開。「レーダークルーズコントロールシステム(ACC)」や「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」、「車線逸脱警報システム(LDW)」の概要などが発表された。

三菱のEV技術と4輪駆動技術を融合

三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) カットボディ・サイド三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) システム概要図

三菱 新型 アウトランダーのPHEV(プラグインハイブリッド)は、世界に先駆け量販EV(電気自動車)「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を発売した技術を元に、三菱車のお家芸のひとつである4輪駆動のSUV車向けに発展させた。

2.0リッター 直4 MIVECガソリンエンジンに、PHEVとしては大容量な12kWhのリチウムイオンバッテリーを組み合わせ、そして2基の60kWモーターを前後に配し、それぞれ前輪・後輪を駆動させる。走行状況に応じて前後の駆動配分は変化するが、常時4輪が駆動するツインモーター式フルタイム4WDというワケ。しかも、ランエボでお馴染みAYC(アクティブ・ヨー・コントロール:左右輪駆動配分)も搭載され、高い旋回性能や走行安定性を確保するハイテクぶり。

エンジンは主に発電に用いられ、高速巡航時にのみ前輪の駆動用としても用いられる。ただあくまでも基本はバッテリーとモーターを用いたEV、というのがアウトランダー PHEVの大きな特長だ。

EVモードでの航続可能距離は55km以上!

三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) システム搭載イメージ

さらに走行モードとして、バッテリーの電力消費を抑えハイブリッド走行を積極的に行う「バッテリーセーブモード」と、積極的に発電・充電を行う「バッテリーチャージモード」がセレクト出来る点も、大容量バッテリーを持つアウトランダー PHEVならでは。貯めた電力はフル充電で一般家庭約1日分に相当し、最大1500WのAC100V電源コンセントから電力供給することが可能となっている。エンジン発電も加えると、約10日分の電力を供給出来るというから凄い。

アウトランダー PHEVのEVモードでの航続可能距離は55km以上(JC08モード)。航続可能距離は880km以上(JC08モード)で、ガソリンエンジン車のアウトランダーとほぼ同等の航続距離性能を誇る。これはピュアなEVでは実現できない芸当だ。

EVが持つ高い環境性能や動力性能と、SUVの実用性や4輪駆動車の走行性能を両立させ、EVの泣き所である航続距離をエンジン車並みに引き上げた、まさに夢のようなクルマなのだ。しかも単なるコンセプトカーではなく、2013年初頭には実際に国内デビューを果たす予定となっている。

三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) カットボディ・正面三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) タイヤサイズ:225/55R18三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) カットボディ・前部三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) カットボディ・後部三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) エンブレム

三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド)[2012パリモーターショー参考出品車] 主要諸元

三菱 新型 アウトランダー PHEV(プラグインハイブリッド) カットボディ・フロント周り

全長x全幅x全高:4655x1800x1680mm/ホイールベース:2670mm/タイヤサイズ:225/55R18/車両重量:1810kg/乗車定員:5名/駆動方式:ツインモーター4WD/モーター種類:永久磁石式同期モーター/モーター搭載数:2基(フロント1|リア1)/モーター最高出力:フロント60kW|リア60kW/モーター最大トルク:フロント137N・m|リア195N・m/バッテリー種類:リチウムイオン電池/バッテリー総電圧:300V/バッテリー総電力量:12kWh/エンジン種類:2.0リッター 4気筒 MIVECガソリンエンジン/ジェネレーター発電量:70kW/充電時間の目安:AC200V(15A)約4.5時間(満充電)|急速充電:約30分(約80%)/目標EV走行距離:55km以上(JC08モード)/目標航続可能距離:880km以上(JC08モード)/目標複合燃料消費率:61km/L以上(JC08モード)

いよいよ10月デビュー! 新型アウトランダー

三菱 新型 アウトランダー[写真は欧州仕様車]三菱 新型 アウトランダー 予防安全技術「e-Assist(イーアシスト)」システムユニット(カメラユニットと電波レーダー)

いっぽう、標準モデルの新型アウトランダーも、10月の日本デビューが公式にアナウンスされた。これに先立ち、ニューモデルに搭載される予防安全技術「e-Assist(イーアシスト)」の概要についても発表した。

e-Assistは「レーダークルーズコントロールシステム(ACC)」、「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」、「車線逸脱警報システム(LDW)」の3つの機能から成る技術。フロントグリル内のミリ波レーダーと、フロントウィンドウシールド上部に装着するカメラユニットから構成される。

e-Assist:レーダークルーズコントロールシステム(ACC)

e-Assist:レーダークルーズコントロールシステム(ACC)

レーダークルーズコントロールシステム(ACC)は、電波レーダーを用いて先行車との追従走行を0km/hまでアシストする。

渋滞走行時のノロノロ運転などで威力を発揮するクルコンだ。

e-Assist:衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)

e-Assist:衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM) 3.衝突の危険が極めて高いとき

衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)も、レーダーの先行車認識により車間距離を測定。先行車の減速や停止の際に自動ブレーキを用いて、衝突を回避もしくは軽減させる。レーダーを用いるため、逆光や霧、夜間など、目視では確認出来ないような環境下においても作動する点が特長だ。ただしいっぽうでスバルやボルボのような歩行者や2輪車の検知機能は備わっていない。

e-Assist:「車線逸脱警報システム(LDW)

e-Assist:「車線逸脱警報システム(LDW)

「車線逸脱警報システム(LDW)」は、高速走行時にカメラユニットを用いて車線を監視。車両がウィンカーを出さずに車線を逸れそうになると、警報音と表示で注意を促す。

なおこれらe-Assistの機能は、アウトランダーのみならず、アウトランダー PHEVにも設定される。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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