冬のアクティビティとデリカ D:5を遊びつくす!“DELICA D:5 PLAY THE NATURE!TOUR 2017”イベントレポート(3/4)

  • 筆者: オートックワン 編集部
冬のアクティビティとデリカ D:5を遊びつくす!“DELICA D:5 PLAY THE NATURE!TOUR 2017”イベントレポート
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雪道経験の豊富な二人の講師がレクチャー“クルマの学校 雪道スペシャル編”

2日目は、もうひとつのメインコンテンツである「クルマの学校 雪道スペシャル編」が開催。

“クルマの学校”は、三菱自動車が「運転の不安を解消したい」「もっと運転が上手になりたい」「もっとクルマのことを知りたい」というユーザーの声に応えるために開催している講習会のことで、その歴史は古く1995年5月から実に20年以上も続いている活動のことです。

講師を務めるのは、元ラリーアートで現在は“クルマの学校”校長を務めておられる熊沢祥人氏と、オートックワンでも試乗記などを執筆いただいているモータージャーナリストの竹岡圭さんのお二人。

熊沢氏によると、クルマの学校は当初、ペーパードライバーの運転技術の向上を目的として設立。その後、中級編~上級編やシニア編など、ユーザーの希望により対象者を拡大していき、今回の雪道編やオフロード編といった特別コースによる講習も増えていったのだそう。

なお、熊沢氏と竹岡さんの両名は2000年初頭からクルマの学校の講師陣として活動しており、クルマの学校の講師としてもベテランの域に達しています。

ベテランの二人も若かりし頃には・・・雪道の“失敗談”

まず最初に、熊沢氏から雪道における運転の向上の仕方についての座学が行われました。

熊沢氏によると、雪道の運転において重要なのは“知識”と“経験”。特に雪道の初心者は経験値が少ないので、例えば雪かきなどの道具を揃えたり、ディーゼル車の燃料となる軽油は寒冷地では凍るなど、基本的な知識を持って雪道に臨んで欲しいとのこと。

さらに、人の経験談を聞くことも知識になります、ということで竹岡さんからはこんな雪道の失敗談が。

竹岡さん「失敗談、ありますよ(笑)若かりし頃、全然雪道に慣れていなかった頃にパジェロで一日雪道を走って、慣れてきたなぁと調子に乗って前に居たクルマのすぐ後ろに付いて走ったんですけれど、思ったよりも凍っていたんですね。パジェロはSUVかつ4WDで走破力は高いんですけれど、車重は重いんです。で、前のクルマが急ブレーキ!まぁ、止まらない!ダメか!と思って、結局ぎりぎり止まったんですけど、4駆も止まる時は大変なんだ、ということをその時に初めて知りました(笑)」

さらに、熊沢氏も雪に関するエピソードとして、

熊沢氏「冬に、仕事が終わってとあるプロドライバーの運転で帰りに雪道を下っていて、三叉路を左折するところで、なぜか減速したのに真っ直ぐ行ったんですよ。あれ?道間違えたか?と。どうしたの?と聞くと、いや、減速しきれそうになかったから真っ直ぐ行きました、と。雪道って、思った通りにハンドル切れば曲がってくれるか、ブレーキ踏めば減速、アクセル踏んだから加速してくれるかというと、そうではないですよね。ですので、リラックスして運転したほうが良いと思います。急な操作をすると、思わぬ事故につながりします」

と、慎重な運転を心がけることが大事なことを自らのエピソードを交えて話してくれました。

初心者が雪道に対処するには“愛車を知ること”が重要

さらに雪道の走行では、例えば新雪ではどの位雪が深いのか、そして自分の愛車はそこを走れるのかどうかを判断しなくてはならず、そのために愛車のアプローチアングル、ディパーチャーアングルというバンパーの角度、最低地上高を知っておくことがとても大事で、どんなに走破性の高いクルマでもいわゆる“亀の子”状態になってしまうと、動けなくなってしまうことを説明。

そして、そんな座学からスタックの脱出方法を、実際にパジェロ・デリカ D:5を使って実践。スタックの際にはまずタイヤの前で抵抗となっている雪を取り除くこと、また少し下がってから前へ進むことで脱出できる場合もあること、さらに脱出テクニックとして前後へ動かすことでタイヤの下の雪が徐々に固まってグリップを得られるなどを紹介。

さらに実践テクニックとして、けん引ロープや発煙筒の使い方などのレクチャーも参加者と共に実施しました。

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筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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