初夏のミニ祭り! 最新「MINI」オールラインナップ試乗レポート(1/6)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:和田清志
現行モデルで早くも3代目となる新世代MINI
クラシックミニと呼ばれるBMC時代のミニに対して、BMWが商標を取得して開発されたのがニューミニ(BMWミニ)である。
2001年に初代がデビューした時には賛否があったが、BMWグループのプレミアムスモールとして独自のキャラクターや走りなどが高く評価され、現在に至る。
初代は3ドアとコンバーチブルと言うシンプルなモデルラインナップだったが、2006年に登場した2代目はキープコンセプトながらも3ドア、クラブマン、コンバーチブル、クーペ、ロードスター、カントリーマン、ペースマンと「一つのベースモデルでここまでできるのね」と感心するくらいのボディバリエーションが話題となった。また、全てのボディにスポーツバージョンのJCW(ジョン・クーパー・ワークス)をラインナップするなど、「ミニワールド」を形成していった。
ミニシリーズは今も続々と増殖中
現行モデルとなる3代目は2013年に登場。ミニらしさは不変だが、ボディサイズの拡大により3ナンバーとなった。シャシーは新設計され、ゴーカートフィーリングと快適性のバランスも大きく高められた。インテリアはセンターメーターが廃止されたものの、遊び心のあるデザインは健在で、更に機能性や質感もレベルアップされた。
2代目同様にモデルが増殖中で、現時点では「3ドア」、「5ドア」、「コンバーチブル」、「クラブマン」がラインナップされている。4月に2つの新クリーンディーゼルエンジン(1.5/2.0リッター)が追加されたが、それに合わせて「ミニ祭り」とも言えるオールラインナップ試乗会が開催された。
全てではないが、いくつかのモデルに試乗できたので報告しよう。
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