【解説】BMW 新型ミニクーパー F56(3代目) 新型車解説(2/2)

  • 筆者: 松下 宏
  • カメラマン:ビー・エム・ダブリュー株式会社
【解説】BMW 新型ミニクーパー F56(3代目) 新型車解説
BMW 新型ミニクーパーS(F56・3代目)走行イメージ1 BMW 新型ミニクーパーS(F56・3代目)走行イメージ2 BMW 新型ミニクーパーS(F56・3代目)走行イメージ3 BMW 新型ミニクーパーS(F56・3代目)LEDヘッドライト BMW 新型ミニクーパーS(F56・3代目)フロントグリル BMW 新型ミニクーパーS(F56・3代目)フロントフェイス BMW 新型ミニクーパーS(F56・3代目)リアイメージ BMW 新型ミニクーパーS(F56・3代目)COOPER Sロゴ BMW 新型ミニクーパーS(F56・3代目)マフラー BMW 新型ミニクーパーS(F56・3代目) BMW 新型ミニクーパーS(F56・3代目)フロントイメージ 画像ギャラリーはこちら

BMW MINIの特徴の一つとなっていた「センターメーター」が遂に廃止に!

BMW 新型ミニクーパー(F56・3代目)ステアリング&センターコンソールBMW 新型ミニクーパー(F56・3代目)センターディスプレイ

インテリアについてもエクステリアと同様、ミニの伝統がしっかりと継承されている。

円形にデザインされたメーターパネルや独特の操作性を実現する「トグルスイッチ」については従来のミニから受け継がれており、仕上げの部分では品質感が高められ、現代的な仕上げがなされている。

インテリアの注目は、なんといってもこれまでセンターコンソールにあった「センターメーター」が廃止され、代わりに大型の「センターディスプレイ」が配置されたこと。

センターディスプレイの周囲にはLEDがリング状に配置され、カーナビの案内表示やパークディスタンスコントロールによる周囲の障害物の表示などに応じてLEDの色が変化するという、いかにもミニらしい遊び心が表現されている。

オプションのカーナビを装着する場合にはこの8.8インチの液晶画面に表示される。カーナビは「クーパーS」に標準装備され、「クーパー」にはオプションとして設定されている。

さらに、このカーナビにはブルートゥースのハンズフリー・システムも組み合わされる。ちなみに、新型ミニのスピードメーターは、一般的な位置となるステアリングコラム上に配置されている。

BMW 新型ミニクーパー(F56・3代目)スイッチ類(アップ)BMW 新型ミニクーパー(F56・3代目)フロントシートBMW 新型ミニクーパー(F56・3代目)メーターBMW 新型ミニクーパー(F56・3代目)リアシートBMW 新型ミニクーパー(F56・3代目)ラゲッジアレンジ2
BMW 新型ミニクーパー(F56・3代目)ヘッドアップディスプレイ(アップ)BMW 新型ミニクーパー(F56・3代目)ヘッドアップディスプレイ

新型ミニには様々な快適装備や安全装備が採用されている。

前述のナビのほか、2ゾーンオートエアコン、助手席ハイトアジャスター、スポーツレザーステアリング、USBオーディオインターフェイスなどの装備が全車に標準で用意されている。

安全装備は、前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキが全車に標準装備。このほか運転支援装備として、アクティブ・クルーズコントロール、ヘッドアップディスプレイ、パーキングアシスト、リアビュー力メラなども装備。ヘッドアップディスプレイには、速度が表示されるようになったことも新しい。

そして新たな機能として「ミニドライビングモード」が採用された。

これはアクセル操作に対するレスポンスを始め、さまざまなセッティングをドライバーの好みに応じて選択できるもので、「標準モード」のほか、燃費重視の「グリーンモード」エキサイティングな走りを重視した「スポーツモード」が設定できる。

「グリーンモード」を選択したときには、巡航時にエンジンとトランスミッションを切り離し、燃料消費を低減するコースティング機能を採用(AT)している。

なお、先般開催された「ジュネーブモーターショー2014」では、新型「ミニ クラブマンコンセプト」が初お披露目となった。これまでは“観音開き”が特徴となっていたミニクラブマンだが、新型のミニクラブマンコンセプトではヒンジタイプの4ドアが採用されている。詳細が気になる方は、以下のURLもぜひチェックして欲しい。

【ジュネーブショー2014】近い将来のフルモデルチェンジを示唆 ~「MINIクラブマン コンセプト」は4ドア・5人乗りへ進化した!~

BMW 新型ミニクーパー/新型ミニクーパー S 主要諸元

BMW 新型ミニクーパー(F56・3代目)3気筒1.5リッターエンジン

【新型ミニクーパー】

全長x全幅x全高:3821x1720x1414mm/ホイールベース:2495mm/車両重量:AT 1085kg/MT 1115kg/トランク容量:211L/乗車定員:4名/エンジン種類:直噴1.5リットル直列3気筒ターボ/総排気量:1499cc/最高出力:136ps(100kW)/4500-6000rpm/最大トルク:220N・m/1250rpm/燃費:17.9km/L(AT・JC08モード)19.2km/L(MT・JC08モード)/タイヤサイズ:175/55 R17 84H/ホイールサイズ:5.5J×15

価格:266万円(MT)/280万円(AT)

BMW 新型ミニクーパーS(F56・3代目)2リッター4気筒エンジン

【新型ミニクーパー S】

全長x全幅x全高:3850x1727x1414mm/ホイールベース:2495mm/車両重量:AT 1160kg/MT 1175kg/トランク容量:211L/乗車定員:4名/エンジン種類:直噴2.0リットル直列4気筒ターボ/総排気量:1998cc/最高出力:192ps(141kW)/4700-6000rpm/最大トルク:280N・m/1250rpm/燃費:17.6km/L(AT・JC08モード)15.8km/L(MT・JC08モード)/タイヤサイズ:195/55 R16 87W/ホイールサイズ:6.5J×16

価格:318万円(MT)/332万円(AT)

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松下 宏
筆者松下 宏

自動車そのものはもとよりクルマに関連する経済的な話題に詳しい自動車評論家。新車、中古車を含めてユーザーサイドに立った的確な購入アドバイスを語ることで定評がある。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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