[試乗]新型 ミニクロスオーバーはプレミアム度をグンと増して間もなくやってくる(1/3)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:MINI
知り尽くした女、竹岡圭が語るMINIの世界観
日本におけるMINIファミリーの稼ぎ頭、「MINI CROSSOVER」(ミニ クロスオーバー)が遂にフルモデルチェンジを果たした。先代モデルでは9割を占めていたという市場の状況から、次期日本仕様の新型ミニクロスオーバーでは全モデルがディーゼルになるという。日本での発売を目前に控え、ひと足お先に本場イギリスで試乗を済ませてきたのは、3世代続けてMINIに乗り続ける自動車評論家、竹岡圭さん。誰よりも深く知るMINIの世界観、そしてプレミアム度をグンと増した新型ミニ クロスオーバーの進化ぶりについて、存分に語って頂こう!
2015年度、日本で最も売れたのは ”ミニクロスオーバー”だった
それを証拠に、実は一昨年の2015年度にいちばん売れたのはミニ クロスオーバーだったりするんですよ。
昨年2016年は新型の5ドアやミニ クラブマンも人気を伸ばしていましたが、モデル末期になってもミニ クロスオーバーはかなりの高人気だったんですよね。この結果を見ても、もはやいちばんコンパクトな3ドアだけがMINIである! という時代とはもう違うんだなぁ~、というのがおわかりいただけると思います。
そう、MINIはかつてのカワイイだけのMINIじゃなく、大小さまざまなバリエーションを展開する立派な”ブランド”のひとつだ、ということが言いたかったワケです。
まぁ、その昔まだ3ドアしかなかった頃から既に、アウディを抜いて販売台数4位に輝いたこともあるくらいですから、もうすっかり確立された1ブランドと言っていいと思うんですよね。
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