フルモデルチェンジで大きく立派になった本当の理由/新型「ミニクラブマン」海外試乗レポート(1/5)
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- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:ビーエムダブリュー
英国流高級車の佇まい
「ずいぶん立派になったなぁ~!」って、あっ! 早トチリしないでくださいね。これ、ボディサイズのお話ではありません。確かにボディサイズも大きくなったけれど、実は中身が超立派になったんです。
特に立派で豪華だと感じたのはインテリア。
インパネの周りをグルリとパネルが取り囲むデザインは、なんとなく「ジャガー XJ」をも彷彿とさせるもの。イギリスのいいものって感じに仕上がっているんですよ。
今までのミニはマルや楕円モチーフ一辺倒でしたが、今回は角を落とした四角も取り入れられています。
インテリアデザイナーの方に理由を伺ってみたところ「時代性とともに新クラブマン独自の特性を打ち出したかった。新しいセグメントにチャレンジすることもあり、新しさを表現するものが欲しかった。そのひとつが角を丸めた四角であり、丸や楕円というミニらしいものは強く打ち出しつつ、それに溶け込ませやすいデザインとして採用した」とのこと。確かに違和感なくまとまっています。
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