ミニ ジョンクーパーワークス 試乗レポート/マリオ高野(3/3)

  • 筆者: マリオ 二等兵
  • カメラマン:オートックワン編集部
ミニ ジョンクーパーワークス 試乗レポート/マリオ高野
ミニ ジョンクーパーワークス試乗直前の様子 ミニ ジョンクーパーワークスとマリオ二等兵 ミニ ジョンクーパーワークス(MINI John Cooper Works) ミニ ジョンクーパーワークス(MINI John Cooper Works) ミニ ジョンクーパーワークス(MINI John Cooper Works) ミニ ジョンクーパーワークス(MINI John Cooper Works) ミニ ジョンクーパーワークス(MINI John Cooper Works) ミニ ジョンクーパーワークス(MINI John Cooper Works) ミニ ジョンクーパーワークス(MINI John Cooper Works) ミニ ジョンクーパーワークス(MINI John Cooper Works) ミニ ジョンクーパーワークス(MINI John Cooper Works) 画像ギャラリーはこちら

カタパルト発進するかのような加速G!サスも悶絶級の気持ち良さ!

ミニ ジョンクーパーワークス コンバーチブル(MINI John Cooper Works Convertible)
ミニ ジョンクーパーワークス コンバーチブル(MINI John Cooper Works Convertible)ミニ ジョンクーパーワークス コンバーチブル(MINI John Cooper Works Convertible)

現行型のJCWが搭載するエンジンは、ヨーロッパで展開される「ミニチャレンジ」と呼ばれるレース用のマシンに搭載されるものとまったく同じで、1.6リッターながら211馬力と26.5kg-mのトルクを発揮。

専用ピストンや高圧ブーストなどで武装された、戦うための強心臓です。

「レースカーと同じ」ではありますが、わずか1850回転から極太トルクを発揮するので扱いにくさは皆無。アクセルを踏んだ瞬間からカタパルト発進するかのごとく、ガツン!と強烈な加速Gを体感!

そのままアクセルペダルを踏み続けると、血湧き肉踊るような高揚感が盛り上がる快音を伴いながら、キッチリとレッドゾーンまで濃密な推進力を発散し続けてくれます。

運転好きのドライバーには悶絶モノのサウンドも、得てしてドライバー以外の乗員にとっては必ずしもそうは聴こえないものですが、リアシートに座ってみてもスポーツ系排気音特有のこもり音やノイズが耳に届くことはなかったので、家族4人で乗る分にも心配ありません。

ミニ ジョンクーパーワークス(MINI John Cooper Works)

富士のストレートでは楽々と220km/hを越え、ここらへんの速度域になるとキーンという金属系のノイズがやや気になるものの、日本の一般道では非現実モードでの話なので問題ではないでしょう。

この大パワーをも余裕をもって受け止める屈強なサスペンションもまた悶絶級の気持ち良さ!

正直なところ、業界随一のヘタレドライバーであるマリオにとっては、富士スピードウェイでの全開走行など、生きた心地がしない寿命削りタイムでしかないのですが、JCWのシャシーは自分でもビックリの強気なアタックを敢行する勇気を与えてくれます!

ミニ ジョンクーパーワークス(MINI John Cooper Works)
ミニ ジョンクーパーワークス(MINI John Cooper Works)ミニ ジョンクーパーワークス(MINI John Cooper Works)

とにかく路面と車両の接地具合をドライバーに伝える情報量がハンパなく豊富なので、自分の運転技量を最後の一滴まで絞り出し尽くせそうな充実感が得られるのが気持ちイイ!スポーツが上達したときのような爽快感や達成感が得られるのであります。

最初は電子デバイスを安全第一モード(極力横滑りを抑える)で走らせましたが、あまりにも安心度が高いので、スリップやスライド状態をも一定限度までは許容するDTC(ダイナミック・トラクション・コントロール/BMW3シリーズなどではドリフト走行を可能とするデバイス)をONにしてアタック!

すると、タイトコーナーでは後輪がスライドしたり、駆動輪が少し空転したりするようになるものの、ど安全モードよりもコッチのほうがはるかに楽しいことがわかりました。

挙動自体は多少荒れ気味になりますが、コントロール性はまったく失われないので、絶大な安心感の元にWRCドライバーにでもなったような気分が満喫できるのであります!

そういえば、MINIは今年からWRCに参戦(クロスオーバーのJCWがベース)しており、ドイツラリーで早くも表彰台に上がる結果を出しているなど、参戦初年度とは思えない戦闘能力の高さを発揮してWRC関係者をビビらせておりますが、市販車JCWの「アタックできる感」を実感すると、その強さにも納得!

このJCWはハッチバック以外にもコンバーチブルやクラブマンにも設定されている上、さらに「JCWスポーツパッケージ」として、専用エアロキットとDTCがセットになったオプションも用意されており、豊富な選択肢の中から自分好みの1台を選ぶ悩みもまた楽しそうであります。

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筆者マリオ 二等兵
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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