MOTAトップ ニュース/記事 特集 東京オートサロン2018 スーパーGT300”初音ミク”からラグジュアリーなVクラスまで|メルセデス・ベンツ日本は多種多彩なラインナップ【東京オートサロン2018】
東京オートサロン2018の会場で、今回も国産メーカーに負けずかなり大きめのスペースを確保し出展していたメルセデス・ベンツ日本ブース。
展示車は、2017年のスーパーGTで輝かしい戦績を収めたグッドスマイル初音ミクAMGやAMGの市販モデルをはじめ、ブラバス仕様のスマート、さらに、会場の担当者曰く「オートサロンらしい一台と言えるかも」だというVクラスの特別仕様車など多彩なモデルを一堂に展示した。
また、充実のラインナップと言えばバラエティ豊かなオリジナルグッズ。併設された物販ブースでは福袋なども用意され、家族みんなで楽しめるブースでにぎわいを見せていた。
なんといっても来場者から注目を集めたのは、昨シーズンSUPER GT GT300クラスを制したAMG GT3「グッドスマイル 初音ミクAMG」。輝かしい戦績を収めたレーシングカーとしてのオーラだけでも十分に来場者の視線を集めるだけの魅力がある。しかし、全体的にブラックの地に白いブランドロゴでスタイリッシュにまとめられるメルセデス・ベンツ日本ブース、その中央ステージにあって、ファンの心をつかんで離さない初音ミクがペイントされたキャッチーな塗装のレーシングマシンは、ブース内はもちろん、オートサロンの会場でも屈指のコントラストを放ち、来場者の目を楽しませる。また男性モータースポーツファンはもちろんのこと、老若男女問わず常に人を集めていた。
高級ミニバンと言えば国産ミニバンの専売特許だったような印象もあるが、今年のメルセデス・ベンツ日本ブースでは、そんなイメージを覆すクルマを会場に送り込んでいた。その名は「Vクラス」。
たっぷりとしたキャビンと自慢のクリーンディーゼルエンジンを搭載し、メルセデス・ベンツ V220dは独自の存在価値を日本市場でも確立しているモデルと言ってもよいだろう。
今回の東京オートサロン2018会場では、その後部座席をより高級ものに換装したVクラス V220d スポーツ ロングを参考出品した。
白いロングボディの外観はそれ自体もかなり強い押し出しを呈しているが、それでもさらに目を引く、乗る人を包み込み、そして広いキャビンを贅沢に使ってリクライニング出来る機能などもついたセパレートタイプのシートを搭載していた。
メルセデス・ベンツの担当者に話を聞いても「ある意味今回一番オートサロンらしい一台かもしれません。」とイチ押しだった。
確かにここからのドレスアップのベースとしての可能性もありそうだし、よりユーザーの趣味に合わせたカスタマイズの幅が広がった点でも、つるしの仕様では飽き足らないユーザーにはうってつけのモデルだ。実際、まもなく販売開始も控えているとのこと。
エクストラコストを払うことで、二列目のシートが今回発表されたシートになるのであれば、とオートサロン会場での注目度もかなり高かった。
またスマートはBRABUS仕様を会場に展示した。
スマートに関しては広くそのクルマの魅力を紹介するとともに、自分だけの一台、仕様に仕上げることができる「tailor madeプログラム」で、今回の東京オートサロン2018に出展されたカラフルで個性的なスマートフォーツーカブリオと全く同じ仕様のクルマでさえ購入出来ることが紹介された。
今販売されているクルマの中でも、名実ともに屈指のパーソナライズこそ、スマートが持つキャラクターの中でも突出しているといってもよいだろう。まさにそんなスマートらしさを存分に楽しみ、愛車で表現することができるプランということができるのではないだろうか。
「アテンダント(※クルマの横やブース内で案内するスタッフ)への質問もかなりディープなものが多い」とのこと。質問もかなり詳細に、深く多岐に渡るそう。「他の展示会場ではなかなかない傾向であり、それだけ、興味を持っていただいているということです。そして、今までに接点のなかった方に私たちを知っていただく機会になっているということだと思います。ありがたい限りですね。」(担当者談)とのことだった。
[レポート:中込 健太郎/Photo:和田 清志]
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