来年のメルセデス・ベンツは“SUVイヤー”!?序章として、「Gクラス」が一部改良!
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1979年の発売以来、基本的なスタイリングや堅牢なボディはそのままに、最適のパワートレイン、装備を加えながら進化を続けてきたメルセデス・ベンツが誇るSUV「Gクラス」。
そんなGクラスが今回、ラインアップ全てのモデルに対しエンジンの最高出力アップなどの一部改良を行った。
「G550」では、エンジンに「メルセデスAMG GT」や「メルセデスAMG C63」に搭載されるエンジンをベースに新開発された、4リッターV8ツインターボエンジンの「M176型」を採用。最高出力は422ps(先代モデル+34ps)、最大トルクは610Nm(先代モデル+80Nm)を発揮する。また、アイドリングストップ機能も追加され、環境性能の向上が図られている。
エクステリアでは、新しいデザインのフロントバンパーを採用。足回りでは、19インチ5スポークアルミホイールを装備し、スポーティでアグレッシブな印象を高めている。
インテリアでは、視認性に優れた新デザインのインストゥルメントパネルを採用している。
3.0リットルV6クリーンディーゼルエンジンエンジンを搭載する「G350d」では、最高出力245ps(先代モデル+34ps)、最大トルクは600Nm[61.2kgm](先代モデル+60Nm/+6.1kgm)に向上している。JC08モード燃費は21%改善され、10.3km/Lを達成。
BlueTECは排出ガスに尿素水溶液「AdBlue」を噴射して化学反応(還元作用)を発生させ、有害な窒素酸化物(NOx)を大幅に削減する尿素SCR(Selective Catalytic Reduction:選択型触媒還元)ディーゼル排出ガス処理システム「BlueTEC」を先代から引き続き採用し、世界で最も厳しいとされる日本のディーゼル排出ガス規制に適合する優れた環境性能を実現している。
一部改良が行われた「Gクラス」の販売価格(消費税込)は、G350dが1070万円、G550が1470万円、メルセデス-AMG G63が1900万円、メルセデス-AMG G65が3470万円。
メルセデス・ベンツ日本 上野社長は、「来年はSUVイヤーとして、いっそう充実したSUVモデルを発表していく予定です。さらに、メルセデスのSUVの魅力を実際に体験できる場所や機会も検討しております。」と、今後のさらなるSUVのラインアップ/サービスの拡充をアナウンスした。
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