メルセデス・ベンツ Eクラスエステート 試乗レポート/日下部保雄(1/2)
- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:ダイムラーAG/メルセデス・ベンツ日本
メルセデス・ベンツ Eクラスエステート 試乗レポート/日下部保雄
Eクラスのエステートワゴンが、10月に本国ドイツで発表され試乗会が行なわれた。
フランクフルト周辺でのテストドライブだが、狭い山道からアウトバーン、市街地までバラエティに富んだコースをブルーエフィシエンシーに搭載される新直噴エンジンで堪能することができた。また凄まじいパワーのAMGもチョイノリしたので合わせてレポートする。
メルセデスのデザインは伝統に胡坐をかいていることはなく、時代に応じてテイストに大きな変化を与えている。特に、最近のメルセデスはダイナミックなスタイルを特徴としており、ミドルセダン、Eクラスも今年のフルモデルチェンジでエッジを効かせながら流れるようなデザインになった。クーペも低くダイナミックだ。
エステートも、セダンより更に大きな容積を上手く溶け込ませていて、バランスの取れたスタイルが魅力だ。実際にテールゲートを上げるとそこには1,950リットルと言う大きなラゲッジルームが現れ、本当に何でも積めそうな気になってくる。
特に前後の長さは驚異的で、思わず「おー!」と声が出てしまった。ちなみに現行型と比較すると350リットルも広い。さらに後席のシートバックをラゲッジルームにあるレバーで倒すと、全長2mの広大なフロアが出現する。後席も、前後長の長い座面でメルセデスらしくカッチリとした居住性を持つ。これ以外は基本的にセダンに順ずる。
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