メルセデス・ベンツ E350カブリオレ 試乗レポート/マリオ二等兵(2/2)
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- 筆者: マリオ 二等兵
- カメラマン:オートックワン編集部
オープン状態での快適性はパーフェクト
乗り心地は、超高精度な作りによる動き出しのスムーズなサスペンションが、短いストロークの中でほぼすべての路面からの入力を吸収してくれる様子が伝わってくるので、これまたクルマ好き、走り好きのドライバーにとっては実に心地よいものがあります。
サスペンションが吸収しきれなかった分は、相変わらず超合金のように堅牢な剛性感をもつボディが有効に受け止めてくれるので、路面が悪ければ悪いほど心地良さが増していきます。
いささかの無理も感じさせない、余裕の足さばきに感服した自分は、思わず「さすがメルセデス。合格ぢゃ!」と叫ばずにはいられませんでした。
ソフトトップを開けてオープン状態にすると、普通のオープンカーとは違って、ドライバーを包む空気の質が変わらないことに驚愕させられます。
風の巻き込みが掛け値なしに皆無であるばかりか、走っている間は雨粒さえほとんど入ってこないという、ちょっと信じ難いレベルの快適性保持性能は圧巻でありました。
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