今回のEクラスの特徴の1つにパワーユニットがある。ガソリン、ディーゼル共に新開発の4気筒エンジンを投入したのだ。
ガソリン仕様は1.8L直噴ターボ、ディーゼルは2.2L直噴ツインターボと組み合わせている。このエンジンは現行型のV6エンジンと比較してもトルクは26%も高く、燃費は20%以上も低いというエコエンジン。最近の欧州メーカーのエコエンジンは小排気量エンジン+ターボという組み合わせが主流になってきているのだ。これはディーゼルも同じだ。
一方で、ガソリンエンジンの大排気量、ハイパワー版も健在。E350CGIはV6/3.5L/292馬力、500はV8/5.5L/388馬力を搭載し、7速ATと組み合わされている。V6とV8モデルは4WDモデルも設定されている。
試乗は最新の1.8Lターボから行なった。