メルセデス・ベンツ Cクラス クーペ 海外試乗レポート/西川淳(3/4)
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- 筆者: 西川 淳
- カメラマン:メルセデス・ベンツ日本
注目なのは直4ターボの180と250
ノーマルラインナップの直噴ガソリンエンジンは3種類で、180と250が直4ターボ、350がV6。いずれもアイドリングストップ機構付き7速ATを組み合わせている。
なかでもダウンサイジング時代にぴったりの、直4ターボに注目しておきたい。おそらく、車格的にベストチョイスは250だろうが、Cクラスサルーンと同様に180の用意があるのも嬉しい。最高出力の数値は平凡ながら、最大トルクは250Nmである。7速ATと組み合わされて、従来のオーバー2リッター・マルチシリンダー並の実力が期待される。
シャシーには、Cクラスで初採用されたアジリティ・コントロールサスペンションを、チューニングを変えて使っている。今回のイベントに用意されていた個体にはすべて、AMGスポーツパッケージが施されていた。スポーツシャシーもしくはダイナミックハンドリングパッケージ(DHP)を選ぶと、車高が15ミリ下がる。
なるほど、走りを予感させるクーペにはお似合いのアイテムである。
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