マツダは、ディーゼルエンジンを中心としたスカイアクティブ戦略以降、2014年のデミオと2015年のロードスターで日本カーオブザイヤーを2年連続受賞して勢いに乗っている。
今回の東京オートサロン2016では、昨年の東京モーターショーで世界初公開されて話題となったロータリーエンジン搭載のコンセプトモデルのRX-VISONが再び公開された。
ロードスターNR-Aを使ったナンバー付ワンメイクレース「パーティレース」の参戦車両。
ノーマルからの改造範囲はロールバーや4点式シートベルトといった安全装備のほかはタイヤとブレーキパッド程度と、先代モデルまでのパーティーレースと変わらず、比較的にローコストにレースを楽しめる。
またプレスブリーフィングではパーティレースが北日本、東日本、西日本の3エリアに加え、日本一決定戦なども含め合計14戦開催されることも発表された。
「レーシングコンセプト」は日常の実用性、快適性を犠牲にしないことを前提にノーマルカーに対し走りもより楽しめる仕様としたカスタマイズカーで、発売済、開発中のディーラーオプションのパーツを中心にまとめられている。
特にアテンザでは防振材や吸音材の追加などによる静粛性の向上や、静粛性の向上を生かした音楽データ情報量の多いハイレゾ対応のヘッドユニットの装着、スピーカーの交換も施されており、随時視聴できる時間も設けられる。
なおプレスブリーフィングでは昨年から始まった女性のモータースポーツ参加を支援する「WOMENインモータースポーツプロジェクト」の継続も発表された。
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