マツダが「ロードスターRF」を“ファストバック”にしたワケとは!?ピュアな本質はRFでも「不変」!(1/2)
- 筆者: 山本 シンヤ
- カメラマン:マツダ株式会社/山本シンヤ
RHTがいつ登場するのかは、多くの人が気になっていたはず
3代目(NC)にはソフトトップ以外に電動でルーフが開閉可能なRHT(リトラクタブルハードトップ)がラインナップされていた。
ストイックなロードスターファンやライトウェイトスポーツにこだわる人からすれば、ある意味“邪道”だったかもしれないが、「オープンカーの楽しさをより身近な物にする」というコンセプトは、多くの人に評価された。また、RHTの登場によりソフトトップの立ち位置もより明確になったと思っている。
マツダから突然届いた「謎の案内状」
3月上旬、マツダからニューヨークショー出展車両の「謎の案内状」が各メディアに届いた。
案内状の内容はすでにアップされているが、ここから予想するのはロードスターの派生モデルしかない。では「NCにあってNDにないものは?」と考えると、電動オープンしかないと言うわけだ。
それを確認するため、僕はアメリカ・ニューヨークに向かった。
ニューヨークショープレスデー前日となる3月23日、ショー会場から近いCenter548と言うイベントホールでマツダは前夜祭を開催。ここで世界初公開モデルをお披露目するという。
会場には世界から多くの人が集まった。19時45分、プレゼンと共に特別塗装色「マシーングレー」に塗られたロードスター(現地名:MX-5)が登場した。
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