autoc-one.jp 記事・レポート 特集 特別企画 マツダ「ロードスター」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎 5ページ目

特別企画 2015/4/27 17:33

マツダ「ロードスター」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎(5/5)

マツダ「ロードスター」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎

グレード構成&価格設定

マツダ 新型(ND)ロードスター

新型ロードスターは前述のように1.5リッターエンジンのみを搭載して、グレードは「S」「Sスペシャルパッケージ」「Sレザーパッケージ」を用意する。ルーフ形状はソフトトップだけだ。

旧型は2リッターエンジンを搭載し、モデル末期にはグレードを大幅に整理したが、ルーフ形状はソフトトップと電動開閉式のハードトップを選べた。新型になって選択肢が減っている。

価格は、新型「Sスペシャルパッケージ」の6速MT仕様が270万円。旧型「RS」の6速MT仕様も270万円で同額だった。

先代(NC)ロードスター

装備については、旧型「RS」はLSDに加えてビルシュタイン製ショックアブソーバーも採用していた。一方、新型には最廉価の「S」を除いて7インチWVGAセンターディスプレイが装着される。

装備を差し引きすると、新旧モデルの価格はほぼ同じ。2リッターから1.5リッターに排気量を縮小したこと、ボディをコンパクト化したことをマイナスと考えなければ、買い得感は同等になる。

進化度数:1点/10点(もう少し頑張りましょう)

旧型と比べて分かった新型の評価

マツダ 新型(ND)ロードスター

初代ロードスターは1.6リッターで登場して、フルモデルチェンジの度に1.8リッター、2リッターと排気量を拡大した。新型を1.5リッターに減らしたのは異例の措置だ。車両のコンセプトや機能を大幅に変えた場合を除くと、フルモデルチェンジで排気量を小さくするケースは珍しい。

「原点回帰」といえば聞こえは良いが、これはメーカーの言い分だ。消費者側から見れば、「旧型は排気量が大きくなりすぎた。だから新型では小さく抑えた」と受け取られ、排気量については旧型の否定になる。

だから排気量については賛否両論だろう。「新型は動力性能が減ったから旧型に比べて物足りない」という見方も当然に成り立つ。

先代(NC)ロードスター

一方、「ドライバーとクルマが一体になれる運転の楽しさ」を重視するなら、新型の車両重量と動力性能はバランスが良い。86やBRZとは違う魅力も身に付けた。

特に26年前に登場した初代ロードスターを知っている世代は、懐かしい気持ちにもなるだろう。

このように新旧のロードスターは、それぞれ違う魅力を備える。新型を試乗して、その良さを知った上で、程度の良い旧型の中古車を選ぶのもアリだと思う。

進化度数:4点/10点(比べてようやく気付くレベル)

マツダ ロードスター進化度数 総合結果

ボディスタイル&サイズ:2点

内装のデザイン&居住性:4点

動力性能 :1点

走行安定性 :7点

乗り心地 :5点

快適&安全装備 :8点

燃費性能 :9点

グレード構成&価格設定:1点

総合的な進化度数 :4点

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