マツダ「ロードスター」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎(4/5)
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最終更新日:
- 筆者: 渡辺 陽一郎
快適&安全装備
旧型に採用されていた安全装備は、サイドエアバッグと、すでに装着が義務化された横滑り防止装置程度であった。これが新型になると、斜め後方を並走する車両を知らせる「ブラインド・スポット・モニタリング」、「車線逸脱警報システム」などが備わる。
ただし赤外線レーザーやミリ波レーダーを使った自動ブレーキを作動できる衝突回避の支援機能は用意されない。
ロードスターはボンネットの位置が低く、センサーをグリルの内側に装着すると、路上のマンホールなどに反応する心配がある。フロントウインドーもロードスターは上下寸法が小さく、視界を損なわずに複数のセンサーを装着するのは難しい。
衝突回避の支援機能は重要な安全装備なので、今後の設定に期待したい。それでも旧型に比べると大幅に充実した。
進化度数:8点/10点(大幅に進化した)
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