マツダ 新型ロードスター「THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントレポート/マリオ高野(2/3)

マツダ 新型ロードスター「THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントレポート/マリオ高野
マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd 「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子 「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子 「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子 「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子 マツダ株式会社 デザイン本部 新型ロードスター/MX-5チーフデザイナー 中山 雅氏 「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子 「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子 「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子 「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子 画像ギャラリーはこちら

先代モデルからの流用パーツはあるの?

「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子

Q:輸出仕様のサスペンションは国内仕様と異なる?

A:シャシーセッティングについては世界ですべて同じ仕様です。気持ちよさはグローバル。どの国の人が乗っても気持ちよいと思ってもらえるクルマに仕上げました。

Q:クロスメンバーの形が変わっていますね。三角形がモチーフでオシャレな雰囲気です。

A:この三角形は、車重1000kgを切るための軽量化と剛性確保のため、徹底して〝トラス〟を突き詰めた結果生まれたものです。三角形は構造物を安定させる効果が高く、軽く、強くすることができます。Vの字をしたクロスメンバーもこの考えによるものです。優れた技術は形が美しくなるものなんですね。

「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子

Q:先代モデルからの流用パーツはあるのでしょうか?

A:0.1グラムでも軽くするため、ボルト類もすべて新型のために開発した専用品です。先代から使っているのは、サスペンションの最上部にある皿のようなパーツぐらいですね(笑)あと、流用したわけではありませんが、サスペンションのリンク類はNC型から中空のパイプを採用しています。

Q:ラジエターの位置を奥に変更したように見えますが。

A:先代NC型はラジエターを斜めに配置していましたが、新型では真っすぐにしてオーバーハングを詰めました。エンジンはフロントアクスよりも後ろにあります。

新型の幌の手入れはどうすれば良い?

Q:ボディカラーは4色が公表されていますが、残り3色はどんな色なのでしょうか?

A:せっかくなので、今はまだナイショにしておきましょう(笑)デビュー直後にはなかった色も、そのうち限定車などで登場する可能性もあります。ロードスターは10年ぐらい長い期間にわたって売るクルマなので、そういう楽しみ方もあるといえるのではないでしょうか。

「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子

Q:これまでのモデルは鳥のフンなどで幌が痛むことが多かったのですが、新型では幌の手入れはどうすれば良いのでしょう?

A:10年は保つよう、基本的な耐久性は高めていますが、意外にオススメなのが、洗車機での洗車です。最近の洗車機はボディを傷つけることはありませんし、ワックス成分が出るメニューで洗車をすると幌も軽くコーティングされるので、手入れが楽になりますよ。新品のうちはコーティング成分がよく染み込みますから、新車のうちから洗車機で洗うと良いかもしれません。

さらに、新型では幌の開閉操作が軽く済むようになっています。女性でも車内に居たまま幌の開け閉めが出来るようにしました。

Q:サイドミラーは全車とも、ボディ同色ではない?

A:ロードスターはオープンカーなので、クローズにしたときに黒い幌との一体感を出すため、Aピラーやホイールを黒くしています。海外仕様にはボディ同色のミラーやシルバー塗装のホイールもあります。

新型ロードスターは、やはり赤をイメージしてデザインした?

「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」イベントの様子

Q:新型は赤がとてもよく似合うと思いますが、赤いボディカラーをイメージしながらデザインされたのでしょうか?

A:はい、赤が前提でした。通常のモデルの場合は、形がよくわかるシルバーを想定することが多いのですが、スポーツカーのロードスターは赤が前提です。私の考えでは、赤が似合うクルマは何色にしてもよく似合うと思っています。

マツダ株式会社 商品本部 主査 山本修弘氏

Q:見た感じ、地上高が少し上がっているように見えますが。

A:人が乗っていない状態では、地上高は少し上がっています。重要の大きなクルマはサスペンションストロークが必要なので、人が乗り降りした程度では車体が沈み込んだりしませんが、軽いクルマは人間が一人乗っただけでも車体が沈みます。ロードスターは2名乗車のガソリン満タン状態で本来の性能が出るように設計しています。

Q:サイドガラスの三角窓はなぜ必要なのでしょうか?サイドガラスの三角窓はなぜ必要なのでしょうか?

A:本当は、三角窓はないほうが少しでも軽くなります。 しかし、これがないと風の流れが悪くなるので、オープン時の風の巻き込み対策の意味もあり新型でも採用しました。 また、車内の風の中でも、肩や胸に当たる風はオープン時の心地よさに繋がるのである程度は残し、不快に感じる頭や顔に当たる風はなくすなどの工夫を追求しています。

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

マツダ ロードスターの最新自動車ニュース/記事

マツダのカタログ情報 マツダ ロードスターのカタログ情報 マツダの中古車検索 マツダ ロードスターの中古車検索 マツダの記事一覧 マツダ ロードスターの記事一覧 マツダのニュース一覧 マツダ ロードスターのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる