マツダ ロードスター25周年記念車が国内初公開! ~軽井沢ミーティング イベントレポート~(1/4)
- 筆者: マリオ 高野
- カメラマン:マリオ高野
軽井沢ミーティングに1300台のロードスターが大集結
日本が世界に誇る名車、「マツダ ロードスター」は今年で生誕25周年を迎えました。
1989年に登場したロードスターは、純粋に走りを楽しむために作られたライトウェイトFRスポーツで、当時マツダが展開していたディーラーチャンネル「ユーノス」店で販売されるや否や、瞬く間に大ヒット。赤いボディカラーは納車まで1年以上待ちとなったほどの超絶な人気を博し、その後、「BMW Z3」や「フィアット バルケッタ」、「MGF」などが後を追うように発売されました。
世界的なライトウェイトスポーツカーのブームの火付け役になったことでも歴史的な名車と呼ぶに相応しい、この希有なクルマの25周年を祝うため、全国各地で開催されるロードスターのオーナーズミーティングの中でも最大規模で知られる「軽井沢ミーティング」に、なんと2015名ものロードスターオーナーとその関係者、そして1300台ものロードスターが軽井沢に集まったのです。
1300台の内訳は、初代(NA)636台、2代目(NB)83台、3代目(NC)282台。推定マニュアル率99.5%!(マリオ調べ)と、軽井沢プリンスホテルスキー駐車場には入り切らず、隣の第2、第3駐車場まで新旧様々なロードスターで埋め尽くされた様子は壮観の極みであります!
元マツダのカリスマエンジニア貴島孝雄氏もお忍びで参加
「軽井沢ミーティング」は、企画、準備、当時の運営にいたるまで、ロードスターオーナーの有志による実行委員が手がけるイベントで、スタッフ全員はもちろん、協賛メーカーのマツダの関係者まで同じ参加費(お弁当付きで4000円)を払って参加する点は珍しいといえます。
イベントは2014年5月24日(土)~25日(日)の2日間にわたって開催され、初日にはコマ図ラリーや、粘土で次期型ロードスターを作る家族参加型のプログラムなどが組み込まれましたが、イベントの目玉は、マツダの全面協力により実現したロードスター25周年記念の特別仕様車と、次期型ロードスター(ND型)のシャシー&パワートレーン(開発中の本物)のお披露目です。
いずれもこの場で日本初公開であり、さらにマツダ本社からは次期型ロードスターの開発に携わるエンジニアも参加。トークショーはもちろん、チャンスがあれば直接話かけて質問することができました。
ロードスターの父というべき、元マツダのカリスマエンジニア貴島孝雄氏もひっそりと参加され、ロードスターオーナーにとっては、まさに至福のひとときを過ごせたのであります。
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