マツダ「ロードスターRF」日本初披露に2千人超のロードスターファンも大興奮!「なぜファストバック?」開発者に質問が飛び交う(3/4)

マツダ「ロードスターRF」日本初披露に2千人超のロードスターファンも大興奮!「なぜファストバック?」開発者に質問が飛び交う
マツダ ロードスターオーナーとロードスターRF ロードスター軽井沢ミーティング2016 ロードスター軽井沢ミーティング2016 ロードスター軽井沢ミーティング2016 ロードスター軽井沢ミーティング2016 ロードスター軽井沢ミーティング2016 ロードスター軽井沢ミーティング2016 ロードスター軽井沢ミーティング2016 ロードスター軽井沢ミーティング2016 画像ギャラリーはこちら

ロードスターRFは何故「タルガトップ」ではなく「ファストバック」にしたの?

中山氏:

タルガトップは、おそらくポルシェさんが最初に提案したものですね。

タルガも含めて手段としては他にも色々と検討しましたが「リトラクタブルの格納式ルーフを持った、綺麗なルーフラインのクルマを作りたい!」との思いから、クローズドの状態でも美しいスタイリングが得られるファストバックを採用しました。

ファストバックをルーフに残した意図は?

中山氏:

オープンカーはクローズで乗ってる時間が長いので、『クローズでも美しいデザインを追求した』結果です。ファストバックだとルーフ部分を全て収納するのが難しいのですが、例えばホイールベースを伸ばしたりトランク容量を犠牲にするようなことはしたくなかった。そこで、「ルーフを全部入れなくても良い」という逆転の発想で採用したのがファストバックです。

ルーフを全部入れなくてもいい、全部入れなかったら何ができるのか。まずはデータを先に作って、アニメーションで動きを見せて、開発者みんなの気持ちを盛り上げました。

ロードスター軽井沢ミーティング2016

山本氏:

ルーフはフロント、ミドル、リヤの3分割としましたが、どこでどう分割すれば良いのかを徹底的に議論しました。ルーフを開けた時にリアウィンドウは後ろに納めなくてもいいのでは?という意見もありましたが、リアウィンドウが残っていたら開放感がない。風が抜けないし排気音が聞こえないのでそれはやりたくない、などと何度も検討を重ねて入るようにしたのです。

電動ルーフ化による重量増を最小限にできたのは、3分割したパーツそれぞれの材質が違うのがポイントです。フロントはアルミ、ミドルは鉄にして薄い板厚に、そしてリヤは大きな形になるのでプラスチックと、構造や機能も含めて軽くできる材質を選びました。

NA型のように後ろのウィンドウだけ下げることは可能?

山本氏:

その点は我々も認識しています。今はまだできませんが、そのうちできるようになれば良いと考えています。

従来の幌とRF、どちらか1台しか買えないならどちらを選ぶ?

ロードスター軽井沢ミーティング2016

これについては、マツダ関係者からのパーソナルチョイスとしての回答は「幌派」が多かったが、ロードスターはソフトトップが基本にあって、そこから広がる新たな世界にひとつに「RF」が存在するという認識で一致しました。

今後のカラーバリエーション展開は?

山本氏:

ご存知の通り、歴代ロードスターは過去にも様々な色を追加してきたので、色はこのクルマの楽しみのひとつ。ご期待ください。

マツダは、ファンの皆様からの提案が実際の商品に活きるメーカーなので、ぜひ民意を盛り上げて欲しいと思います!(笑)

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マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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