マツダ「ロードスターRF」日本初披露に2千人超のロードスターファンも大興奮!「なぜファストバック?」開発者に質問が飛び交う(2/4)

マツダ「ロードスターRF」日本初披露に2千人超のロードスターファンも大興奮!「なぜファストバック?」開発者に質問が飛び交う
マツダ ロードスターオーナーとロードスターRF ロードスター軽井沢ミーティング2016 ロードスター軽井沢ミーティング2016 ロードスター軽井沢ミーティング2016 ロードスター軽井沢ミーティング2016 ロードスター軽井沢ミーティング2016 ロードスター軽井沢ミーティング2016 ロードスター軽井沢ミーティング2016 ロードスター軽井沢ミーティング2016 画像ギャラリーはこちら

いよいよ「ロードスター RF」日本初公開の瞬間が!

山本修弘氏(以下、山本氏)

ニューヨークショーでワールドプレミアを行ったRFを、日本で初めてファンの皆様にお見せします。このクルマはNYショーで展示したクルマそのものなので北米仕様のプロトタイプ。左ハンドルで、名前は『MX-5 RF』です。

エンジンはアルミヘッドカバーのスカイアクティブエンジンで、これをフロントミッドシップに搭載するなど、基本的な部分は従来のロードスターを継承しています。

マツダ ロードスターRF(MX-5 RF)

中山雅氏(以下、中山氏)

NYショーは建物の中での展示だったので、RFが太陽光の下で公開されたのは世界で初めてとなりました。

まずデザインするときに、お客様への言い訳をしたくなかったという強い思いがあります。ハードトップという大きいモノを入れるためにこうなってしまいました、という言い訳をして、その分の負担や不便をお客様に背負わせることは絶対にしたくないという思いです。

我々デザイナーが考えたのはスムーズでごくシンプルなもの、一番すごいのは、その案を実現してくれたエンジニアといえるでしょう。本当にすごいカラクリになっています。

通常の屋根が開閉するハードトップ車では見える、横から見た時のパーティングラインがこのRFは見えません。我々デザイナーがいうのは簡単ですが、これを実現するのは本当に大変でした。

開発実験担当のサカイ氏:

RFはご覧の通り、とても格好良い車に仕上がっているのですが、設計も実験も非常に苦労しました。ルーフの開閉リンク機構をレイアウトする時に、すったもんだした挙句、なんとかこの動きが実現したのです。

できた当初はガクガクした動きでしたが、それを実験の方で徹底的に直してこのようにスムーズに動くようになったのです。

ここからは、現行ND型開発をまとめた商品本部主査である山本修弘氏と、ロードスター/MX-5のチーフデザイナーを務めた中山雅氏による「RF開発についての解説」を中心としたオーナーとのディスカッション形式のトークショーの模様をお伝えしよう。

RFに採用されたボディカラー「マシングレー」って?

マツダ ロードスターRF(MX-5 RF)

中山氏:

マシングレーはCX-9というクルマから導入した色です。今、マツダでボディカラー面で頑張っているのは、色の凄さというか、色のレベルを上げようとしている部分にあります。

このマシングレーは、光が当たった時は反射し、光が当たってないところは黒く落ちるという、上向きの面と下向きの面がハッキリするのが特徴で、さらに、メタリックはアルミニウムのパウダーチップを小さく平滑化。アルミの粒々が見えないように工夫した結果、本物の金属の質感に近いものとしました。これを量産のクルマでやったのは初めてのことです。

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マリオ 高野
筆者マリオ 高野

1973年大阪生まれ。免許取得後にクルマの楽しさに目覚め、ヴィヴィオとインプレッサWRXを立て続けに新車で購入。弱冠ハタチでクルマローン地獄に陥るも、クルマへの愛情や関心は深まるばかりとなり、ホンダの新車セールスマンや輸入車ディーラーでの車両回送員、ダイハツ期間工(アンダーボディ組立て)などを経験。2001年に自動車雑誌の編集部員を目指し上京。新車情報誌やアメ車雑誌の編集部員を経てフリーライターとなる。編集プロダクション「フォッケウルフ」での階級は「二等兵」。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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