マツダ 『新型ロードスター(MX-5)』登場!? ~4代目は新開発「SKYACTIVシャシー」を採用~/川端由美(1/3)

  • 筆者: 川端 由美
  • カメラマン:マツダ株式会社
マツダ 『新型ロードスター(MX-5)』登場!? ~4代目は新開発「SKYACTIVシャシー」を採用~/川端由美
次期「ロードスター」に採用される新開発「SKYACTIVシャシー」 次期「ロードスター」に採用される新開発「SKYACTIVシャシー」 次期「ロードスター」に採用される新開発「SKYACTIVシャシー」 次期「ロードスター」に採用される新開発「SKYACTIVシャシー」 次期「ロードスター」に採用される新開発「SKYACTIVシャシー」 次期「ロードスター」に採用される新開発「SKYACTIVシャシー」 次期「ロードスター」に採用される新開発「SKYACTIVシャシー」 次期「ロードスター」に採用される新開発「SKYACTIVシャシー」 次期「ロードスター」に採用される新開発「SKYACTIVシャシー」 次期「ロードスター」に採用される新開発「SKYACTIVシャシー」 次期「ロードスター」に採用される新開発「SKYACTIVシャシー」 画像ギャラリーはこちら

マツダ 新型「ロードスター」はいかに?

歴代ロードスター
Mazda MX-5 Miata 25th Anniversary Edition(米国仕様車)歴代ロードスター

「MX-5」こと、マツダ「ロードスター」のシャシーがニューヨーク・モーターショーで披露される!という噂を聞いて、一も二もなくニューヨークに駆けつけた。シャシーだけ見ても…と思う人も多いかもしれないが、初代NAのオーナーだった筆者にとって、これをおかずに軽くご飯3杯は食べられる!? というネタである。

冗談はさておき、ニューヨーク・モーターショーの初日、マツダの記者発表には黒山の人だかりだった。新車発表でもないのに、これほどの人が集まることは珍しい。さすがロードスター、世界累計92万台以上を売り上げただけのことはある。

歴代ロードスターの中から、コンセプトカーや特別仕様車など貴重な仕様を合計15台選び、「MX-5」の25周年を祝う展示がされていたのも、ファンには嬉しいポイントだ。

山内会長の挨拶に続き、マツダ・ノースアメリカのCEOを務めるジム・オサリバン氏によって、「MX-5」のデビューから今年で25周年を迎えるにあたってアメリカ市場で100台の限定モデルが発表された。

シート位置からデザインフォルムが見えてくる!

次期「ロードスター」に採用される新開発「SKYACTIVシャシー」
マツダ 山内会長

同時に新型「MX-5」のシャシーと目される「SKYACTIVシャシー」も発表された。早速、その場でいろいろと聞き出そうとしたが、チーフ・エンジニアに聞いても「このシャシーから想像してください」と微笑むだけである。

踵を返して、デザイン本部長を務める前田育男さんに質問を投げてみた。

「デザインをするときに重要なのはシートの位置なんです。エンジンの搭載位置がフロントアクスルの内側にあることや、シフトヘッドと駆動系の位置から、シートの位置がかなり下で、後方よりになることが想像できるでしょう。そうした要素からシートの位置を決めて、人間が座る位置が決まると、だいたいのフォルムが浮かんでくるものです。みなさんも、デザイナーになったつもりでイマジネーションをふくらませてください」

大きなヒントが出たところで、初代NAオーナーにして“メカヲタ”リケジョの解説タイムに入ろう。

前田さんのおっしゃる通り、エンジンがフロントアクスルより内側に配置されており、駆動系の搭載位置が低く、MTのシフトヘッドの位置から着座位置も低いと想定されるため、かなり低重心化されていることは明白だ。

さらに、発表されたシャシーの黒い部分はスチール製で、シルバーの部分はアルミ製である。軽量化の目標は100kg以上というから、これだけたくさんのアルミ素材を活用するのも頷ける。

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川端 由美
筆者川端 由美

1971年生まれ。大学院 工学専攻 修士課程修了。1995年住友電工にて、カーエレクトロニクスやタイヤの研究にたずさわる。1997年、二玄社『NAVI』編集部に編集記者として転職。2004年からフリーランスの自動車ジャーナリストとなる自動車の新技術と環境問題を中心に取材活動を行なう。エンジニア、女性、自動車ジャーナリストといったハイブリッドな視点でリポートを展開する。国土交通省・独法評価委員会委員、環境省・有識者委員ほか。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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