マツダ RX-8 試乗レポート(4/4)
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- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:原田淳
RX-8 進化の行き先に心躍る
走る楽しみを表現した“Zoom-Zoom”。マツダのクルマ作りの基本精神となった言葉だが、RX-8はロードスターとともにその理念を引率して行く重要なクルマだ。
マイナーチェンジしたRX-8は、ユニークな4ドア4シーターのスポーツカーのキャラクターを、更にリファインしたと言えるだろう。それはエンジンの実用性領域の進化、乗り心地の向上、ハンドリングの素直さなど、多くの面でRX-8のポジションを明快にした。RX-8にはこのクルマでなければ出来ない性能がある。
ピュアスポーツではなく、多くのスポーツユーザーの心を引き付けるに十分な性能、スタイル、そして実用性を1台のクルマで実現したことだ。いわば2シーターのロードスターとも、スポーティセダンのアテンザとも違った、世界で唯一マツダだけが成し得た技、それがRX-8なのである。
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