【公道試乗】マツダ CX-3 試乗レポート/藤島知子(2/5)
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- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:和田清志
注目すべきは“ちょうどいい”具合のパッケージング
ともあれ、CX-3で注目したいのはパッケージング。パッケージングはそのクルマがもつ機能や実用性が全体のフォルムを左右するが、CX-3は乗員が快適で気持ちよくドライブできるバランスを重視したようだ。
地上600mmに定めた座面の高さは後席ドアの足下部分の開口部を広めにとるように工夫されていて、足が運びやすい。アイポイントが高いせいか、絞り込まれたキャビンは思いのほか閉塞感を感じにくくて見晴らしも上々。
その上で、なるだけ低重心に仕立て、ルーフの高さは1550mmで機械式駐車場にも納められる。デザインの美しさが前面に出るが、じつはコンパクトなクルマに求める“ちょうどいい”機能性を形にしたクルマだと感じられた。
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