マツダ 新型 CX-5[2013年11月一部改良モデル] 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/4)

マツダ 新型 CX-5[2013年11月一部改良モデル] 試乗レポート/渡辺陽一郎
マツダ 新型 CX-5「XD L Package」[2WD](クリーンディーゼルモデル) マツダ 新型 CX-5「XD L Package」[2WD/ボディカラー:クリスタルホワイトパールマイカ] マツダ 新型 CX-5「XD L Package」[2WD/ボディカラー:クリスタルホワイトパールマイカ] マツダ 新型 CX-5「XD L Package」[2WD/ボディカラー:クリスタルホワイトパールマイカ] マツダ 新型 CX-5「XD L Package」[2WD/ボディカラー:クリスタルホワイトパールマイカ] マツダ 新型 CX-5「XD L Package」[2WD/ボディカラー:クリスタルホワイトパールマイカ] マツダ 新型 CX-5「XD L Package」[2WD/ボディカラー:クリスタルホワイトパールマイカ] マツダ 新型 CX-5「XD L Package」[2WD] マツダ 新型 CX-5「XD L Package」[2WD] マツダ 新型 CX-5「XD L Package」[2WD] マツダ 新型 CX-5「XD L Package」[2WD] 画像ギャラリーはこちら

一部改良、というよりマイナーチェンジに近い変更

マツダ 新型 CX-5「XD L Package」[2WD](クリーンディーゼルモデル)

もう足まわりを改善したの!?

と驚かされたのが「マツダ CX-5」の一部改良。登場したのは2012年2月だから、デビューしてからもまだ2年を経ていないが、早くも一部改良、というよりマイナーチェンジに近い変更を受けた。

最近のマツダは走りにこだわったニューモデルを続々と登場させているが、その中でも特にCX-5は今では国内販売の基幹車種になっている。車両価格は200万円を軽く超えるが、1か月の販売台数はデミオとほぼ同じだ。売れ筋車種で利益も大きいとなれば、大切にするのも当然だろう。

そしてCX-5の堅調な売れ行きは、「SUVは儲かりまっせぇ!」と他メーカーに宣伝したようなモノ。日産はエクストレイル、トヨタはハリアーを発売に対して前倒しで披露した。

マツダ CX-5「XD 2013アニバーサリー」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック]マツダ CX-5「XD 2013アニバーサリー」[ボディカラー:ソウルレッドプレミアムメタリック]

こういう販売促進をされると(マツダのアクセラも同様だが)、ディーラーには早々に注文が集まる。マトモに試乗して買おうとすれば、ドドーンと納期が長引いたりする。「納車される前に愛車の車検が切れちゃうよ!」ということもあって困るが、CX-5のヒットは、今の日本の自動車業界では金脈を掘り当てたように見えるだろう。今後しばらくは、SUVの特別仕様車などが続々と登場しそうだ。

実際、CX-5も「限定999台」で「2013アニバーサリー」という特別仕様車を設定した。背景にあるのは、国内のSUV市場で、2012年1~12月、2013年1~7月の販売台数がナンバーワンになったこと。これまたSUV合戦にアブラをタップリ注ぎそうだ。納期の遅延は困るが、いろいろな商品が投入されるのは素直に嬉しい。

マツダ CX-5「XD 2013アニバーサリー」[オフホワイトレザーシート&ドアトリム]マツダ CX-5「XD 2013アニバーサリー」[オフホワイトレザーシート&ドアトリム]マツダ CX-5「XD 2013アニバーサリー」[オフホワイトレザーシート&ドアトリム]マツダ CX-5「XD 2013アニバーサリー」[オフホワイトレザーシート&ドアトリム]マツダ CX-5「XD 2013アニバーサリー」[オフホワイトレザーシート&ドアトリム]

一部改良の目玉は2.5ガソリンエンジンの追加

マツダ 新型 CX-5「25S」[4WD](ガソリン2.5リッターモデル)[ボディカラー:ブルーリフレックスマイカ(新色)]

といった相変わらずの長い前置きの後に本題に入るが、今回の変更点で最も注目すべきはエンジンラインナップの充実だ。従来は直列4気筒2リッターのガソリンと、2.2リッターのクリーンディーゼルターボという2本立てだった。

そこに新たに2.5リッターのガソリンを加えている。4WDの最高出力は184馬力(5700回転)、最大トルクは25kg-m(4000回転)だから、アテンザに搭載される2.5リッターとほぼ同じ性能(2WDは完全に同じ)になる。

2.5リッターには2WDと4WDがあり、これに伴って従来から継続搭載される2リッターは2WDのみとなった。

1 2 3 4 次へ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

マツダ CX-5の最新自動車ニュース/記事

マツダのカタログ情報 マツダ CX-5のカタログ情報 マツダの中古車検索 マツダ CX-5の中古車検索 マツダの記事一覧 マツダ CX-5の記事一覧 マツダのニュース一覧 マツダ CX-5のニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる