マツダ 新型プレマシー 新車発表会速報

  • 筆者: オートックワン 編集部
  • カメラマン:オートックワン編集部
マツダ 新型プレマシー 新車発表会速報
NAGAREを取り入れたキャラクターライン 17インチアルミホイール 2リッターエンジン(150ps/19.0kgm)) 両側電動スライドドアスイッチ 画像ギャラリーはこちら

新型プレマシーが5年振りにフルモデルチェンジ!

現在i-stop機能が好評のマツダから、人気のミニバン新型プレマシーの誕生だ。

今回の新車発表会は、冒頭で同社の山内会長兼社長より、先日のマツダ本社工場内で車が暴走し、 12人を死傷させた事件についての報告があり、被害に遭われた方やそのご家族に向けて、 一刻も早い回復と、ご冥福をお祈りする形からはじまった。

今回で3代目を迎えた新型プレマシーは、もちろんi-stopを搭載しての登場。プレマシーにi-stopを搭載するのは今回が初めてで、これでi-stop搭載のマツダ車は、 アクセラ、ビアンテに次いで3モデルとなる。

そして今回の新型プレマシーは何といってもデザインが一番の特徴だ。まずサイドボディに見られる水の流れをモチーフにしたプレス処理は 、今までの日本車には見られなかった大胆なキャラクターラインを生み出しておりとても印象的。

ミニバンといえば機能面を重視した単調なデザイン処理が目立つのだが、この新型プレマシーは、これまでミニバンにはなかったエレガントさを求め、 インパクト、イノベーション、ハーモニーの3つをコンセプトに描いたと、デザイナーの田畑氏は言う。

マツダはこの流れ(NAGARE)という表現手法を、すでにモーターショーなどのコンセプトカーに取り入れ ており、今後のマツダ車のブランド戦略の一環として、広く応用していくとしている。

この水の流れを意識したライン処理は、結果的に優れた空力性能Cd値0.30を生み出しており、 特に高速走行時の燃費性能や静粛性にも大きく貢献しているという。

具体的にはリッター15.0㎞/L(20CS)から16.0㎞/L(20E、20S)の燃費数値を誇り、エコカー減税50%(※1)と70%(※2)に対応している。

(※1)エコカー減税50%:20S、20EのFF車 電動スライドドア未装着車

(※2)エコカー減税75%:20S、20EのFF車 電動スライドドア装着車

一方でインテリアの特徴は先代から引き継ぐ「6+One」というシートアレンジ。これは通常6人乗りから、いざというときにセカンドシート座面からカラクリ7thシートを引き起こし、7人乗りが可能になるというものだ。

新型は従来よりもカラクリ7thシートの座面クッションの厚みをもたせ、座り心地を向上させているという。また先代まではオプションで電動スライドドアを設定すると、自動的に両側設定されていたが、今回の新型より片側だけ電動スライドドアにできるオプションも用意している。

動力面は全車2リッターエンジンと、5速AT(FF)/4速AT(4WD)を搭載。駆動面は2WD(FF)と4WDを用意するが、4WD車は8月上旬の発売予定となる。また好評のi-stop機能は、20Eと20Sにのみ搭載され、最廉価版の20CSには搭載されない。

新型プレマシーの価格は以下の通り。

20CS(FF):1,799,000円

20E(FF):1,920,000円

20S(FF):2,099,000円

20E(4WD):2,109,000円

20S(4WD):2,314,000円

※4WD車は8月上旬発売予定

マツダが2010年度に行う新車投入というのは、この新型プレマシー1台のみ。

それだけに、マツダがプレマシーに懸ける期待というものはとても大きい。新型プレマシーは、5月13日から開始した受付から、すでに2800台の受注を得ており、出だしは好調の模様。この勢いが続くか否か、今後のマツダへの注目はそこにあるとされる。

NAGAREを取り入れたキャラクターラインカラクリ7thシート使用時山内会長兼社長デザイナーの田畑孝司氏

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筆者オートックワン 編集部
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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